みなさん、こんにちは。 今回は以前紹介したREWについて書きます。
(これは私のオリジナル記事でNaverにまとめもあります。
いずれも私本人に帰属する文章です)
(64bitWindows7でインストーラーが途中までしか行かない不具合があり)
REWは32bitアプリです。64bitの方にはちょっと不向きかも(使えますが)。
どちらも混在できます。ですので32ビット版をOracleのページから
ダウンロードしてきます。
こちら>> https://java.com/ja/download/manual.jsp
から[Windows オフライン] 48.71 MB
jre-8u91-windows-i586.exe をダウンロードしてインストールします。
少しインストールに時間が掛かります。気長に待っていて下さい。
インストール後、こんどはREWをダウンロードしインストールします。

起動すると、初回はこの画面(メイン)ではなく、Preference画面になると思います。

ここで出力、入力カードの選択をします。Output Device ,Input Device ですね。
選んだら下の方のLevelsから ”Use main speaker test signal to check/"を
選びます。初期はSubwooferになっていますので注意!
選んだら、「Check Levels…」ボタンを押します。出入力の設定が
間違ってなければ、左側のOutとInのレベルメータが動作します。
(入力にちゃんとマイクを接続して下さいね!2インならLかRかを選択)
次にお隣の Mic/Meterタブに移動します。

こんな感じでマイクのキャリブレーショファイルが指定できます。
無い場合はとりあえず[ Mic or Z weighted SPL meter]にしときましょう;
今回はべリンガーECM8000を使うので、キャリブレーションファイルがあります。
エ?!どこにあるの?? そうです公式には無い~確か。
本当はマイク個々のcalファイルが無いと、良い測定はできないのですが、
外国の方がECM8000ファイルを
ダウンロードできるようにしてくれています。
(でもこれはその方のECM8000の値ですよ。個体差があるので)
http://www.sonicstudio.com/amarra/irc_mic.php
(http://downloads.sonicstudio.com/mic_calibration_files/ECM_8000_cal_file.zip)
このZipファイルを解凍すると、ECM8000 Calibration File.txt ができます。
このテキストファイルを上記REW画面から指定してあげます。
そうするとECM8000補正がかかります。
設定画面を閉じて、さあ測定だ!と、、、

ボタンを押すと、SPLレベルの設定が済んでないよ!という警告が出てきます。
REWが持っている測定信号を使う設定にして、SPLをあわせます。

OKすると、こんな画面になります。ならない人は後の記述を読んでください。

測定したいスピーカーからテスト信号が出ていると思いますので、右のSPL値
と左のリアルタイムで変化しているSPL値が一致するように右の値を設定します。
※この画面は実はメイン画面のSPL Meter(2)から

をだして、Calibrateボタンを押すのと同じです。
ともあれ、ウィザードに沿って進めていきましょう。
大体SPLが一致したところで右のFinishedを押します。
そうすると次の画面がでます。
これは測定できた最大SPL値という意味。

僕はご近所迷惑を考えて、これぐらいの値にしておきました。
100dBは危険ですよ。次に実際に測定する画面になります。

20hz~20kHz、-10dB~19.2dbFS、Sweepは1回にします。
Check Levelsを押すと入出力レベルが測定音量を再度チェックできます。
が、ここまでウィザードに従っていれば問題ないはずです。Level OKに。
さあ、Start Measuring ボタンを押しましょう!
測定されて、SPL/Phaseグラフや各種グラフ表示が出ます。
出てないものは Generateボタンがあるので
それを押すと計算して画像化してくれます。

54号機の歪みグラフです。高域なんかは中々いいんじゃないでしょうか?
特にボーカルモノとかがこの帯域ですからね。

こんなのや、

こんなのまで、表示できる なんともマニアックな仕様です。
PCソフトでなんでもできる。(惜しむべきは32ビットアプリ仕様)
押すと、画像JPG、PNGで保存してくれます。至れり尽くせり。


保存イメージの横幅を聞いてきますので、僕はブログ用に640ピクセルにしてます。

測定した結果はこのようにメイン画面にストックされていきます。
当然5.1ch計測とかだと6列になるわけです。
データーをフロッピーアイコンでセーブしておくと、次回Openで読み込めます
ので、比較できます。 便利だこれは。。。そして フリーウェア。。。
まだまだルームセッティング等の画面がありますが、そちらの解説は
某雑誌の連載をお読み下さい(多分記述がある、、はず!?)