Pluvia Eleven&住宅事情 & ヘッドフォン(序章)

みなさん、こんばんは。
非常に忙しくしております。年末進行がついに発動。
(え!?こんなに早くから?)と思われる方もおられる
かもしれませんが、本業のお仕事では
この時期から来年の2月中あたりまでのスケジューリングが始まります。
その予定を聞くといつも憂鬱になります;)
まして今は子供もいますので、余計にずっしりと。。。
今月末のほんのひと時が自由な事ができそうな時間です。


さて、実はずいぶん前にDDBHのmasamasa様がプランをアップして
おられましたが、正式にMarkaudio社の新しいユニット Pluvia Eleven
が発表になりました。(発売されました)
http://blog.fidelitatem-sound.com/?p=1127

markAudioとして珍しく?1本単位での販売のようです。
http://www.koizumi-musen.com/fea/161124mark_pluvia11/161124mark_pluvia11.php
コイズミ無線で1本単位↑。
http://mx-spk.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=+Pluvia+Eleven+
ミクセル↑。

ウーファーに使う人のことを
考えて1本にしたのか、昨今の円安のせいかは分かりません。

16cmというか15cm(≒6インチ)で合ってますか?
マークオーディオ社のユニットは微妙なサイズ感なので、
例えばFostex用箱など汎用品にポン付けできない場合が多々あります。
どのみちマークオーディオのユニットは、専用設計の箱
でないと、本来の音が楽しめませんので、
汎用を考えられている方とは一線を画す感じです。
このグラスファイバーのフレームは僕はとても気に入っています。

そんな訳で商売に絶対使っちゃいけません(ご本人の許可なしに)
プランとしまして、masamasa様のDDBHの箱が既にありますので、
自作できる方は試してみてはいかがでしょうか??
2016年08月28日日記 「DDBH-T15F トールボーイ」
http://eco-speaker.sblo.jp/index-3.html

我が家にはこのサイズは縁が無いです。都会の厳しい事情がありまして

昔、バイトで空気ダクト(換気用)の穴空け、取り付け、
下駄箱取り付けをやっていた時がありまして(生活するためになんでも)、
家が建つ工程事情は微妙な程度のみ知りますが、プラモデルみたいです;
2x4の家とか、特にそんな感じ。
とても1000万円単位でお金出せない気分になっちゃって、
持ち家願望はなくなりました。
(そもそも貧乏生活なので、夢のまた夢ですけど、、、、;)
近所で新築の家が工事中なので、写真とりました。

まず壁板ですが、パーティクルボード。
製品としてはhttps://www.novopan.co.jp/products/stp2_details.html
こちらのようなものでございます。(or石こうボード等と併用)

今日の事情では非常に合理的なのですが、、
まるで、●●●万円のピアノ塗装仕上げの超高級ブランドスピーカー
の内部構造を見た時の衝撃に近い(謎)。

イメージ 1

壁の厚みはこんなもの。↓

イメージ 2

横の普通の脚立の足と比べてみてね(爆)。

イメージ 3

という今時の建材を使った耐震性を持った木造長期優良住宅か?と思われます。

この後、合板で内部壁をつくって、その間にグラスウールなど
断熱吸音材で埋める感じでしょうか
? 外壁にALCという感じ?
https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/pb/powerboard/about_pb/alc.html
屋根はガルバリウム?ジンカリウム?とかですかね??外壁もかも?
内装はクロス屋さんのテクで綺麗になるのではないかと。。
とても効率的かつ経済的な今日のお家建築事情のようです。
あっという間に建ちますから;)一夜城!?
(市販スピーカーのようだ)

そんな訳で、都会の一軒家でこれだと思いますので、
とてもJ●Lの超でっかいスピーカーなんて入れた日には;)
そして数百ワットの超A級動作のアンプ、活かせるんですか??
10数年後に積もり積もったものを抱えたお隣さんが突入してくるかも;
(普通は民事裁判でしょうが;)
80dBで恐る恐る、90dBでやばい、100dB超で、確実に;)という。
手軽な対策はありますが、新築リフォーム時が一番ベスト。

視聴環境がヘッドフォンや小型スピーカーに移行するのは
当然の流れだと思います。僕が自作小型スピーカー開発に
こだわっているのはその流れにこそ、
将来のニーズがあるのでは?と思っている為。

イヤフォンもヘッドフォンもポータブル機器も10万越えの商品が出る中、
それを買う層がいるわけで、この間若者が「そろそろヘッドフォンとか
飽きてきたからスピーカーも見てみようかな」と小型のスピーカー売り場に
行くのに出くわして、なおのことその思いが強くなりましたとさ。

僕の小型スピーカーの根底設計思想は、
設置点から半径50~100cm以内で低音から高音まで楽しめる位の
超ニアフィールド(スタジオモニター的)です。
KRK、MSP、GENELEC、A●Xとかそれ位以内のサイズの。
昔の言い方では「ブックシェルフスピーカー」になります。
パソコンモニターの両脇に置いて、机に座った時ぐらいの距離感で
音場から、低音まで楽しめるものを目指しています。
(コンサートホールの再現とか40~50Hz以下の低音量などは目指していない;)