まだ本体(会社)は残っていますが、事実上の一つの終焉を迎えたというニュースがありました。
=>オーディオ事業をやっていた子会社がすべて倒産したと新たなニュースもありました。
私がオーディオの趣味を始めたのは、TRIPATH製TA2020の中国デジタルアンプと
その音に満足せずに購入した ONKYO CR-N755 からです。
諸先輩方からすると青二才です。
そんなオーディオ沼に引き込む結果を作ってくれたメーカー、ONKYOがこうやって無くなっていく
のは、ちょっと感慨深いです。。。
色んな影響があると思いますが、
音の違いを分かり楽しむ人=一部のマニアという感じでより先鋭化していき先細ると思います。
一般カジュアル向けは中国発の安価なオーディオと部品になっていると感じます。
大量生産品とそのビジネスモデル(マスターゲット)に寄っているものは
必ず労働生産力が安く、大規模なところに移っていきます。
ドイツ・オランダ等のヨーロッパオーディオ&アメリカンオーディオを日本製の安価オーディオが一時期駆逐したように
今度は日本が中国にやられる状態で、これは大部分の産業がこの状態(実感がある方は結構いると思います)。
中国の次のプレイヤーはまだ規模含め、出てきていない(候補はあれど差が大きい)ので、
経済的、地政学的、その他諸々のリスクや現状を享受するしか現状が無いということでしょう。
色んなご意見があるとは思いますが、
日本についていえば、「先進国という冠」はもう他に移動したと思います。
誇りだけが残されている感じで昔のイギリスのようです。
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