みなさん、こんばんは。
オークションは楽しんでいただけていますか?
オーソドックスなものから珍品まで色々ですが、
良心的な値段にしているつもりです;)
目玉の桐(きり)なんて、費やした金額と時間の半分位の値段ですからね;)
もう子供がどんどん成長しています。抱っこすると、あれ?重い?
という感じで1週間ごとに段々と。で、当然手を焼く回数が増えてます
今日は本当に二ケタ年ぶりにポータブルMDデッキの電源入れました。
ちゃんと動いて感動しました(物持ちがいいので大丈夫とは思っていましたが)。
MD類一式を真空パック袋に乾燥剤と一緒に入れて暗所で補完していますので、
(機材類を保管する際はそのようにしています)
読み取りエラーもなく。もっともMD媒体そのものがダメなのが何個かあり、
それはゴミ箱へ。しかし久しぶりに「TOC READ」のメッセージを見ました;

日本コロンビア(DENON)のですが、後ろにSharp製の乾電池ボックスが
ついています(OEMモデルですかね?)10年後にまたひっぱりだすかも。
Victorのテープデッキの方も今動作させています。こちらもちゃんと動作。
(一回内部をメンテしてベルトも交換しているので)
さて、MDの音を久しぶりに聞きました。そんなに悪い感じはしませんが、
シャリシャリしていますね。
MDからのヘッドフォンアウトを96k24bitで録音して、おなじみSpekに突っ込んで
みました。

CDからMDに落とした楽曲ですが、
みごとにバッサリ切られてますね~~。
当時は必要十分と思ったのでしょう。確かにテープよりノイズが無いし、
一時期流行しましたが、オーディオメディア全体では短命でしたね。。。
ちなみに同じ曲をCDからfoober2000で取り込んだものはこちら。

これはもしかしたらCD規格ギリぐらいまで音があるかもしれませんね。
ついでに全然違う曲(スティービーワンダーのアルバム)CDからTAPEに
当時録音したものを今の環境でPCに取り込むと、

20kに届いていませんが、切れ方が独特ですね。粒子っぽい感じ。テープの味って
こういう上の方のものでしょうか?狭いといわれていますが。
さらにLPを192khzの別機材で録音したもの。

せっかくLPだから192kにしようと思ってやりましたが、PCMで
録音はご覧のように96Kぐらいで十分な気がします;)88.2位でも;
が、見ていだければ分かりますが、当然CD規格を上回っています。
この盤はかなり状態がいいものなので、分かりやすいですが、
↑30khz近くまで情報がある部分がありますよね?
俗にLPが音が良い というのは、こういう事なんだと思います。
盤状態が良いものを当時の機材で
(僕の場合SL-7)再生し、ちゃんとライン録音して
こうやってSpekに突っ込んであげると分かります。
盤にほとんど針を落としていなくて反りもないと、プチプチ音も皆無です。
(問題はそこからどんどん劣化していく宿命(メディア)という点でしょうか)
ついでにかさばりますね;
でも所有欲は非常に満たしてくれます。
(ジャケットの写真や絵などが大きくて、アート作品を持っている感じ)
勿論、音の歪に関しては、おなじみ藤本健さんの記事に書かれています。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/753688.html
その辺は当然現代の機器の方が良いはずです。
ただ不思議な事に歪が音にのっていても心地よく聴ける
(場合によっては、その音の方が好みの人もいる)という事です。
この辺が技術からオーディオに入った方と、純粋に音鑑賞、あるいは
ミュージシャンから入った人との間で論争になることがあるようですが、
音への人間の感じ方は、本当に様々で、超歪ないジッター補正完璧機器より
古の機材を愛用している人もいるという世界です。
※これについては僕の場合、音楽製作環境がハードからPC上のソフトに
移行していき、楽器もソフトになって一時期それで過ごして、
久しぶりに昔のデモテープを聞いてみたら、なんかそっちの方が腰があっていい音
に聞こえる。ソフトの音はある意味「真空の世界で濁りが無い音」で、
なぜか綺麗綺麗すぎて、厚みが感じられない。などという主観で、
アナログ機材への回帰が始まった訳ですが、
僕のようなアマチュアミュージック野郎でなくて、
プロもやはりそのように感じる方がおり、わざと古の機材にPCから
音を通して、戻すみたいなことや、アナログの卓をあえて使うなど
している方がいると聞き、なるほどね。。と思った次第です。
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さて、僕はLP全盛世代では無いので、数はほとんど持っていませんが、
たまたま知り合ったコレクターの方から時々、購入して譲ってもらっています。
JAZZものフュージョンなどが大体ですが、
なぜかアニメ劇(サウンドトラック)コレクションの方が充実しています。
これは別の方から処分するという事で、まとめて譲ってもらった為で、
LPが勿体ない!という点だけで手に入れたのですが、
聞いてみると日本の作曲家がきちんと生オケを使ったり、
当時の機材で収録しているものがほとんどで、逆に新鮮でした。
(無名の=メジャーでない)音楽家がアニメや子供用番組の曲を
提供していて、中には超メジャーな人もいます。
ジャンルとしては、意外な穴場だと思っています。
CDにすらなっていないものが多く、そういうものに限って良いという。