MAL WALDRON ”Left Alone”を聴く

マル・ウォルドロンのアルバム『レフト・アローン』 – Left Alone(1959年2月録音)(Bethlehem) 1959年を聴きます。このアルバムにはステレオ盤とモノラル盤が存在しています。BS-6045・Bethlehem Recordsはステレオ、HV-3018・Angel Recordsはモノラルです。CDにもステレオとモノラルが存在するようで、リマスタはモノとの情報があります。Amazonのストリーミングで聴けるものはステレオのリマスターと推測されます。僕の手持ちのLPは終活で譲っていただいたもので、盤のコンディションが良くありません。ともあれ録音解析してみます。

MAL WALDRON LEFT ALONE
SIDE A
SIDE B

20kHz内に収まっており、CD規格に収録可能と思われます。B面に関してはCDマスターかのように20kHzで先端が柔らかにロールオフしています。機材の都合なのか不思議ですね。A面はベースのソロ部分があるため、低音が実際どうなのかREWを使ってヒートマップを見てみます。

SIDE A Spectrogram

思ったほど低音が無いことが分かります。レンジをみると、

綺麗な山形になっています。

このアルバムに関しては、CD規格でも収録可能と思われます。あえて無理やり今っぽい言い方をすればハイレゾではありません。このようにレコードだから周波数情報が豊富だとは必ずしも言えないものもあります

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