みなさん、こんばんは。
もう寝なければいけませんが、置き土産で一足先に?
Stereo誌2016年8月号の付録ユニット、Fostex M800
を(自作55号機)に試し入れてみました。Tangbandはネジ穴互換なので。
↑と↓を聞き比べてみてください。
高音(高弦の質感、ピッコロなど)を出したかったので、
M800専用設計にして、低音の広がりを抑える
と同時に全体のバランスをとることを目指してやりました。
トレードオフですね;↑の方が広がりなど好ましいので、
なんとも。全体のバランスは↓の方がいいのですが、
↑と比べておとなしい印象になりますね。
僕の箱は外見にはまったく出てこない部分に主に手を入れています。
一台一台違うのですが、経験値や好みなどを反映。
スピーカー設計ソフトなどでは詰めれない部分をやっているので、
その分手数が掛かっているという訳です。
さらに色々やって、ほぼ最終形態は次の動画。
(著作権はYoutubeが管理しています。)
55号機はTangband W3-2141に最適化されているのですが、
手元にエ型がないと困るので出品をキャンセルして
今テスト機として使っています。
W3-2141が大人なサウンドだったので、どうかな?と
思っていましたが、案外聞けるようです。(このままの設計でもいいかも;)
もともとユニットの特性に合わせて
低音の質量を少し増したチューニングをしているので、
そこそこのスケール感じゃないでしょうか?
(特に大音量で鳴らしながら目をつぶると、
スピーカーの大きさを完全に超えてしまうのが、
私のエ型の最大の特徴(=良いところ)だと思っています。)
7/3のアキバ視聴会で nさんが
「可愛らしい躯体からは想像も出来ないほど、
余裕でフルオケを破綻なく鳴らしきる実力」と
評していただいた感じはこんなのじゃなかったかな?と思いますが?
インチキなしでこんな感じの広さ音です。
高さ 30cm、奥行き 15cm、幅 16cm 重さ1.8kg t9(@1台)
夜なので、音を絞ってありますが、特徴は出ていますね。
初めて聴く感じだと、箱も専用じゃないので、
高音が思ったほど出ていない感じです。
(メタルコーンらしい高音という意味で)
別途トゥイーターがほしくなる感じ。
当然、MarkAudio Pluvia Seven には全然かなわないですね!
高音ディテールや低音の感じなど。
でもそれはしょうがない。比較対象が違うと思います。>sol 8かな?
同じ8cmで自作57号機Tangband W3 593SGと
比べてみると、
Fostex M800は 高音はロールオフされて、
低音が少々強調された感じがしました。
低音質量としては結構いい線いってる感じを受けます。
グラフの10kピークの良さ?特徴に出そうな
(金属的響きというか少しツンツンした綺麗系の音)は
この箱では感じられないですね。Tweeter相当の部分ですが。
ただ、全体的な音のまとまり方(そつなくこなす)は
FostexのM800に感じられました。
無難な安心できる音みたいな。
メタルしいのが苦手(同社マグネシウム系ユニット)な方には、
こちらのM800がよさそうです。
同じように10k近辺にピークがあるマークオーディオだと
ツンツンシャンシャンと綺麗繊細な音で、すぐわかる特徴なのですが、
箱が合ってないのか、M800はロールオフされた
「優等生」なサウンドになります。
その代わり、低音の広がりが強くでるようです。
まあ、このへんは箱のチューニング次第だと思いますので、
とりあえずまた機会(=時間)があれば、専用箱を作ってみようかと
思います。masamasaさんからの宿題も残ってますしね(謎)….;
お気づきになったかもしれませんが、現在来るべき状況に対応するため
部屋の大改造(家具類の移動、処分、リサイクル、新規購入、自作)
を行っていますので、いつもの和室6帖が大きく変わる真っ最中です。
最近休みの日が肉体労働で、しんどいです…..;)
いや、新作や宿題すらできない可能性大ですよ~。
ぜひ出品物をご検討ください。