みなさん、夜分にすみません。
仕事の帰宅も遅く、いつものように泣く我が子の相手もありこの時間です。
手短に。 BM-800の新たな宿題(興和版Rev2)のご提案がありましたので、
乗ることにしました。>この基板に差し替えを(レベル5)とします。
実はもっとも簡単な方法です;1~5の内。
前回の表面実装基板もかなり良い感じでしたので、
(バスパワーAIFの一部は2個動かないものもあるかもしれません)
(※AIF=オーディオインターフェース。PCとAUDIOの入出力装置の略)
BT-80は前回のものの恐らく親戚ではないかと推測。
今回も、人柱として名のりを上げましょう!
偶々小遣いが足りたので;
さて、Rev2は前回の基板(Rev1)に差し替える形にしました。

今回の基板の最大の特徴は、表面実装がされた状態です!
これはありがたいですね。それと各種改良されたようでして、
前回のに勝るものを持っているという情報を頂きました。
恐らくヤフオクでお取引をされた方ならご存知かと思いますが、
丁寧な説明書とフォローのやり取り、派手な表現を使われないご姿勢など、
非常に安心できる方です。技術者の方という印象です。
(本当に電子工作自体始めてという方は素直に組み立て依頼して下さい)
この製品はヤフオクで「xx-700,800用音質改善用半完成基板」
「中華製マイクxx-700,800用音質改善用半完成基板(音響用FET Ver.)」で
検索してみてください。恐らくそれに類する名称で出されております。前の基板もいいですよ~。
1枚でのお値段ですが、お安く(大人の事情があるなか)おすそ分けしていただいてる事にただ感謝のみ。

半完成基盤なので、片面に対してはパーツを半田付けする必要があります。
パーツは別売ですので、アキバやエビスチョウ、オウスあたりで入手下さい。
1uF 63V以上x2個,10uF(極性あり電解等)35V以上、1000pf 100V以上
が必要です。(手袋必須です)
早速いつものように試してみました。2本使う為にUMC404HDを使用しています。
が、貧弱なマイクプリではこのマイクアンプ基板は本領発揮できないと見ました。
UMC404HDでゲインを稼いだ場合のノイズフロアのひどさを実感しました。
↑↑ 気になっていた主たる原因が究明できましたので訂正。
UMC404HDもそれなりのノイズを持っていますが、
それ以上に マイクアンプ基板のダイオード が主な原因でした。
色々お話しを伺って、ご指摘のダイオードを1個外しました。
ビンゴ!Shinさん様改造(ツエナ―D削除)みたいな感じですが、
激変しました。そしてさらに1インチ径にしたカプセルと組み合わせて、
興和テクノロジー様版のBM-800(rev2)となっています。
(※今後基版は該当部ダイオードなしでの出荷を検討されるそうですが、
汎用性があるアンプ基板なので、特定条件用の
設計上安全性から必要という意図があってのものだそうです。
つまり、DC-BIAS 型のマイクについては落札後に質問して下さい。
少々マゾなんで、無事人柱になり得ました)
さて、マイク自体はもうキレッキレです。
微細な音も拾うのでますます環境を整える系。
ダイオードを削除したことによる現象として、マイクが立ち上がるまでに
時間が少し掛かります(AIFによる)。AIFが一瞬迷う感じの動作を
するものもあるかもしれません。バスパワー機(AIF)では2本は難しいかも?
(後日検証予定)
マイク自体の消費電流は8mA(規定値)です。今回7mAに調整してもらった
状態(UMCが非力なため)で譲っていただきました。まだ非力なので6mAも
試そうかと思わなくもありません。
FETは2SK30Aを使っています。2SK208が規定。1GΩの抵抗が表面実装されて
いるので、それだけでも僕としては★5個です(↑お値段がかなりします)。
iSK BM700, 800(DC-BIAS型)に対応した基板となりますが、
別途部品が必要になります。
落札前か後に必ずdc-bias型で使う旨を質問などされてみて下さい。
削除したDiodeも関係します。
とにかくSNというのか音の抜けが明らかに前回以上になっています。
それが故にセッティングや真っ当な機材を使う必要に迫られる感じです。
前回の(Rev1)の基板はこのRev2よりややマイルドで、ここまでカミソリ級
じゃないので、どんなAIF(セルフパワーor48V別途供給必須)でも
元のものより遥かにいい音でとれると思います。
表面実装できない方の為に、組み立て代行もされているので
(お忙しいと思いますので、お時間がかかる点を予め承知の上で)、
前の基板でもいいと思います。これはキレキレなので、UMC404HDの
よくも悪くもソリッドな音が目立つ結果となりました。
マイクに関しては、(専門家ではありませんが)一級品になっていると
思います。音が元のBM-800とは全然違います(同じカプセルでも)。
(UMC404HDは値段なりっていう感じです。でも
アマチュアや僕みたいなプアには遊びでいい商品ですね;)
(ボディはいつもの激安中国マイク;中身が重要)
うーん、やはり「硬い音」ですな>UMC404HD。今っぽいけど。
アンプはいつもの出品中のSU-2300(修理品)です。もう大分動かして
いますが、ノートラブルです。音は良いです。間違いなく中国D級より
パワーと音の良さがあります(計7台位中国安価アンプ等を使った経験上)。
腐っても、昔の日本製。しかもとてもシンプルに作られているが故の音の良さ。
メーター類など媚びるギミック一切なし。コストダウンの為そぎ落とされた
肉体を持った良質のアンプだと思います。
(電源入りましたを自力でその状態まで直す必要がありますが、、、、)
ところで「ステレオ誌」がどうも「リぺア」の記事を
載せる?た?らしいのですが、内容が気になりますね。
(あまりにも忙しくて本屋をチェックする時間もありません)
「オークションでジャンクを手に入れて誰でも簡単にできる!」みたいな
危ない内容だったらどうしようかとひやひやしていますがはたして??
(うかつに手を出すと痛い目に合います)
比較的簡単に治せる故障(モーター歯車系)もありますが、
電気系、回路等は本当に実測して、色々やっていかないと余計に壊します。
僕もH.O.のジャンク品を何台も分解したり壊したりで現在に至る訳で…。
元々は愛用電子楽器の修理を発売メーカーに依頼したら、
できないと断られて、当時修理サービスが無かった為、
USAからサービスマニュアルを取り寄せ、
それで修理してという流れなんですが。(そいつは今ロシアの音楽家の
手に渡った模様です(シリアル番号が小数機種なのですぐ分かる)