BM-800マイク改造(レベル3)

みなさん、こんにちは。

最近は甘えることを学習した我が子に手を焼いている日々です。
相変わらずコミュニケーション手段は「泣く」+「手足でキック!」。
もうだんだんサインがわかってきました。
犬や猫みたいです; 表情>声>ボディアクション。
猫は犬程表情が無いと思われていますが、ボディランゲッジがかなり豊富です。

抱っこしても泣き止まないご機嫌斜めな時(今)は、
ビル・エヴァンスPortrait in Jazzを垂れ流し再生
不思議と泣きやみました。素晴らしい。


さて、このブログのヒットワードの常に上位にいる例のマイク改造。
ShinさんのHPをアースの件で見返してみたら、
続きがある事に気が付きました;(遅いって;) 
さっそくやってみました。

そして僕のやり方が恐らく一番安く改造する方法だと思います
(手先のある程度の器用さが必要)。

結論から言いますと、かなりキャラクターが変わります
より高級な?マイクに音が近づきます。びっくりです。
1本1万円以内で、ちゃんとできる人なら超絶なコストパフォーマンスかと。
Diaphragmを大きなものに変えるので、当然といえばそれまで。
僕は元の16φカプセルの音も好きです。


まず、私の日記を読む前にShinさまの日記を読んでください
僕の日記ですでに(レベル2)改造までされていることが条件です!
LV1: https://bokuthedog2.seesaa.net/article/a69321355.html
LV2: https://bokuthedog2.seesaa.net/article/a69337988.html

0)Shinさん改造 BM-800のオリジナルでの低域改善策

(Shinさん改造後、ジャンパするだけ)(カップリングを入れてもよし)
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12162843012.html

これで16φカプセルとして、ほぼ満足できるのではないか?と。
もうべリ●ガーさえ蹴散らす状態。この状態でいいのでは??


ここからはよりマニア(音響家、好きもの)向けで今回のネタ。
伏字のオンパレード;)

「カプセル自体をA●Gのように大きいものにかえる」

1)発端のShinさん様の記事を読む

http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12182173039.html
BM700でされていますが、BM800の方が出費と手数が少なくすみます。
KT2578ECを僕も入手しましたが、もしN●-1のようなボーカル特化
用とするとKT2564ECの方がいいかもしれません。
https://www.kouwa-tech.tokyo/service.html
取り扱いの興和テクノロジー様のHPによると、
欧米の有名マイクロフォンメーカー向けに作っている
中国メーカーのものをOEM供給されているそうです。
改造して音が良くなる訳だ。あなたはブランド名をとりますか、それとも???
https://www.kouwa-tech.tokyo/CM_spec.pdf

2)ここからは僕のやり方。元BM-800を使う(せこさと加工技術の無さ)

カプセル以外で用意するもの:
1: 模型用のプラスチックニッパー
タミヤ No.93 モデラーズニッパー a 74093など。
(なければ普通のでもいいが失敗確率が下がる)

2: 3M製強力両面テープ(厚 1.1mm)プレミアゴールド

3: 22W以内のはんだごて(温度調整機能があるものなら尚良し)

4: はんだ吸い取り線=改造,リペア等するならこてとセットで必須
(※道具はあまりけちらないように!いいものは長く使えるし効率が違う)

3) まずマイクカプセルがついているプラスチックのハウジングから

イメージ 1

プラスチックニッパーを使用してカプセルを外す。
切った後のバリもある程度とる。

ここでニッパー通常品だと力が強すぎてハウジングを割る可能性がある。
(※慎重に作業しましょう!またもう1本マイク買う羽目になりますよ;)

イメージ 2


4)入手したラージカプセルの周囲に3Mの両面を貼る(うまく貼りましょう)

イメージ 3


5)これをバリをある程度取り除いたハウジングに入れると、
恐ろしいぐらいぴったりなサイズ。。。
(もしかして派生モデルがある?)

イメージ 4

6)上記メーカーの方から教わった、
ECMとFET-G間に470pF~1000pFのコンデンサーを入れます。
ここは良質のものが必要。Shinさん様にならってWIMAに。
1000pFがメーカー推奨値らしいので、まずはそれで。

イメージ 5

以上です。じっとプラのハウジングみていたら、これ入るんじゃ?という事で
やってみたら、まさに1mmぐらいでぴったりと。金型がもしかして!?
おそらく一番 安上がりな方法と思います。
(両面テープは一石二鳥。スピーカー作りでも重宝しますよ)


ではいつものように動画を。。。

(Youtubeの著作権ポリシーに従っています)
イメージ 6

(追加で↓は470pFのカップリング。すっきり!こちらが
好みの方も多いかも。ただ推奨の1000pFの方が、
マッチドペアのようにステレオがぴったり来ていました(PC上VUメーター)。
一瞬、マイクを見返してしまいましたとさ。
(これA●GとかSH●R●じゃないよね??)

元々の特性を引き継いでブラッシュアップした感じです。
僕の感想では、470と1000の間ぐらいがよさそうな気がします。
月末に給料が出てから実験かな;)pFでこんなにも音が変わります。
オーディオの設計って大変なんですね。。。

しかしこれで、「BM-900」になっちゃったんじゃないかと;


実はまだ続きがあります。 マイクアンプ基板そのものを変えてしまう
という究極の選択肢が!
それについては、こちらの日記をお読みください。最終的にはレベル5まであり;)

https://bokuthedog2.seesaa.net/article/a69760480.html