A-10SG (組み立て日記-5-)

みなさん、こんばんは。今日は一日寒くシンドイ日でした;

音の傾向としては、やはり「音の立ち上がりが速い」印象です。
現在の音によく合っています

ふくよかな音とは対照的で、恐らくパワー(大電流)を一気に入れて、
出音の立ち上がりのスピードを作る…みたいな感じでしょうか???
カチッとした音です。聞くとTA2020とかYDA138等
安価なアンプには戻れないですね。
キャラクターが違い、値段相応の音になっている気がします。
優劣は述べませんが、良いアナログアンプしてます。

アンプを色々聞いてくると、やはり各々の得意、違いが分かってきます。
(分からない機種もあり、それは相当作りこまれていると思います)
良いアンプは、音の立ち上がりと、音のちょっとした伸びしろ
にかなり違いが出てくるように思います。
僕の場合、特に伸びしろ(音が途切れるちょっとした間の持続性)が
大きく印象に残ります。英語でDecayの部分ですね。
(※もっとも多音の音楽の場合分かりにくい)

このA-10SGの場合、出音の速さとその部分も"それなりに"出ていますので
良いものだと思います。

さて、動画をご覧いただければ分かるように、
音が「ぼわぼわ」していますが、
これがルームアコースティックに対処していない状態です。

いかにアンプやスピーカーに金を掛けるより、部屋の吸音、調音、DSP等
をやった方が、「音に対して効果絶大か」が分かります。
つまり、なにもされていない方が聞いている音は、恐らく
これのような感じで、そのアンプやスピーカー本来の音が聞けていません。

この状態で機器を評価してしまうと、色々間違いの元で、
高額でぼったくり;なアクセサリー類を買うことになります(=泥沼)。

でも、これも「日常生活でのスピーカーとアンプの音」ではあるので、
決して否定はしません。(楽しめる方も多いかと)

ですが、、、再び名言?を、、、

部屋はスピーカーの箱(エンクロージャ)そのもの」です。
==人間がスピーカーの中に入って、聞いているようなもの。

1万円のアンプ~~100万円のアンプorスピーカーであろうが、
部屋を音に対して、ある程度最適化しないと、ちょっと勿体ないです;

僕のようにデッドではなく、
逆の発想で部屋を中野サンプラザ並みに響くようにして、
ちっちゃなスピーカーで鳴らすという業もできますね

そんな訳で、後日時間をつくって、
また部屋を整えていきたいと思います。
先が長い。。。。

この連載は最終的にケースに入れて、あれこれするまで続きます;

>>つづき