自作2号機です。 最初の出品自作品で既にお譲りしています。

チャイナHiviというメーカーの8cmユニット(ペーパーコーン)を使っています。
元々の設計は、MarkAudio CHR-70v3 と同OEMのRareTechnology MN72/01向け
に設計したもので、ダブルバスレフ容量5L。
箱が59Hz(fd1:3.76L)~365Hz(fd2:1.25L) という
感じにしました。元々塗装工作はあまり上手ではありません。
また1号機~4号機までのラインナップです。
1号:10cmバスレフ。低音寄りですが、ユニットが元々ツイター要らないぐらい
高音が奇麗なので、箱で低音をつくってあげました。結構気に入っています。
2号:この日記のスピーカーです。
3号:ツイータです。バックロードホーンと一緒に使うことでバックロードが低音~中音なのに高音を足してちょうどいい感じになります。
バックロード一発だと高音域が物足りません。
4号:リボンツイターです。12db/octのクロスオーバーネットワークを
組んでいます。オーディオグレードのコイルとコンデンサは高いですね。。
5号:自作実証実験機(ミニミニスケールのファンネルダクトバスレフもどき)
6号:製作中
MN72/01を自作一号機(一番下の)に
使ってしまったので、
2号機の予定を急遽変更し、HiviC3N-3にしました。
紙コーンは安っぽいイメージがあるのですが、スピーカーコーンの材質としては
一番歴史やノウハウや重さがあり、とても無難かつ高音質な選択だそうです。
欠点は紙くさい音とどこかい書いてありました。
しかしほぼ紙コーンの製品を聴いて育ってきた(はず)なので慣れ親しんだいい音なのではないかと思っています。
(今メタルコーンやPPコーンも聴いて違いがわかります)
最低共振周波数Fo130Hz、
Qts 0.955
再生周波数帯域 130Hz~18,000Hz ということで
中高音系のスピーカーかな?という感じですごいスペック等ではありません。
しかし、この音は好きです。
人それぞれで、
バックロードホーン=低音が得意で音もいい
バスレフ=普通
のような一般的?な見方があるようですが、必ずしもそうとは言えない気がします。
手元にあるバックロードは指定のスピーカー以外を入れても
まったくと言っていいほど低音の気持ち良さが無く、
逆にバスレフブックシェルフの方が低音と高音のバランスが良かったりします。
汎用スピーカーボックスが売られている時もあるのですが、
スピーカーユニットは規格がそれぞれ違うので、
そのユニットに適合した(設計された)ボックスを使うのが音が一番だと思います。
前書き大変長かったですが、このスピーカー2号機はやはり低音が得意です。
HiviC3Nではその低音はかなり控えめですが、TangBand W3-881SI を入れると豹変します。
バックロードは板の数と工作が大変ですが、ダブルバスレフなら同じぐらい?低音が出せて
工作も簡単です。ダブルバスレフをちゃんと作るのがおすすめです。