52号機桐 VS SonyAPM-X5A/冨田勲さん

みなさん、こんばんは。

自宅の新しい2Way用自作リファレンス
スピーカー「No52 桐」と 昨日ご紹介した「SonyAPM-X5A?」を
比較?してみました。そもそもサイズが違うのでアンフェアな戦いですが、
30年の月日を感じることができるでしょうか??

イメージ 2

アンプ、マイク、収録環境、スピーカーケーブルも同じです。
ちなみにケーブルはSONYについてきたこんなのです↓↓

イメージ 1

ごくふつうの細い平行ケーブル。先端は半田。
ケーブルマジックは無いと思います;)とにかくできるだけ同じ環境にしました。

※ アンプ や foober2kの音量も 同じ位置(レベル)です。


(著作権はYoutubeが管理しています。予告なく視聴不可、環境制限あります)


どちらも片手で持てる重さですが、容積が違います。
でも進化はしますよね~。30年前と音の再生装置が変わらないわけは無い。
実際耳で聴くとかなり違いを受けるのですが収録動画だとあまり分かりません

SONYの中高域の強調具合がメーカーの特色なのか独特ですね。
さわやかによく聞こえます。(レコーダーの方もそうだと思いますが)
ツイターはいいですね。現代でも十分戦えます。
ウーファも定数や箱を変えればいけそうな感じです。

僕のはしっとりした感じですね?目指すヨーロッパ系というか
北欧有名メーカーのOEM元ユニットな、少し角を丸めてある感じ。
丁度、今 フィリップスのイヤフォン9720 を聞いているので、
かなり音の傾向が似ています。絶妙な所で丸めた音です。
鮮やかかといえば違うのですが、ジャンルを選ばすオールラウンドに
さらっと長時間聴ける感じですね。

どちらの音も好きです

中高音域が強調される方が解像感印象(高)
を得やすいのが人の耳の特性です。
(例のスイートスポット)
SONYのはツボを突いています。さすがですね!

しかし日本はビジネス重視しすぎて、嗜好品からどんどん手を引く
傾向の大企業が多いですが、そこからリストラ、スピンアウトして中国韓国なり
アジア等にノウハウを持った技術者が引き抜かれて、そこで活躍して、
逆輸入的に日本に今(海外製)として入ってきています。

最新のスピーカーユニットは○○製とか関係ないですね
ボーダレス
もう「パクリ」とかそういうレベルじゃないです。
上回ってるものもあります。
素直に受け入れたくない気持ちもあるかもしれませんが、実感としては。
大体ものづくりって最初は模倣から始まります。
かつての日本も中国、オランダ、イギリス、フランス、
アメリカ、ドイツの機械を模倣からじゃないでしょうか?

D級基板のアンプ、160W(4Ω)をうたっているだけあって?
低音がでます。こうやって鳴らしてみると、
やはり10cmのユニットが我が家には丁度いいです。
これ以上だと苦情ものかな~。

デジタルアンプの宿命でどうしても高音域がこのように安価なものだと
アナログハイブリッドや真空管と比べて、弱いと感じることがあります。
LPF(ローパスフィルタ)が必要ですよね>Class D。
勿論可視聴領域外の高周波ノイズを取っているんだと思いますが、
案外その辺の聞こえないはずの音の雑味が、
アンプの音の違いに繋がっている気がします。
こういうマイク収録&動画の形だとその辺が伝え辛いですね。
実際その場で耳で聞いているとすぐ分かるのですが、、、、。

ちょうど KORGのNuTubeの記事
[超省電力の新たな真空管「Nutube」の音はどう違う? 個人販売も計画中]
 
を読んでいたので、尚のことそう思いました。
歪や雑味を徹底的に排除するのが、良いとされますが、
案外と音楽的には、その雑味が倍音?というか耳に作用するんです。
でも秋葉原で5000円ぐらいで販売ですって?!
これは是非、何方かキットなり作って下さい。買います。

既にNuTubeの音は聴いていて、記事にも出ているし、
現地でも思わず口にしてしまった12AX7(プリ管)に似てます。
ゲインの上がり方がマンマ、昔持っていたプリアンプにそっくりでした。
今回はそれにD級を組み合わせたハイブリッド方式のアンプを出していたよう
ですが、そのままでもいいので欲しい感じです。

Korgの楽器も好きで良く使っていましたが、あそこの技術者は凄いですよ。
1bitも研究しているし、アナログ回路も精通、DSPもやり、真空管好き。
一時期会社が傾いて、YAMAHAの資本で乗り切り現在に至っていますが、
生粋のオーディオ研究屋(兼 楽器メーカー)だと思います。

僕が好きな鍵盤楽器はこちらラムダ。シグマとデルタは所持しておりました。
ラムダだけはコンディションが悪いものが多く、大きいので持っていなかったです。

mono/poly ,Poly-six,Dw-8000,M-1,WAVESTATION,Prophecy...持ってました。
どれも思い出がありますが、、、もう処分してしまいました。
ソフトシンセサイザーよりどいつも本物は音がやはり太いです。
アナログ回路独特のものでしょうか?コンディションの良いものはプロが
未だに使っています。(原点回帰で)

つながりで、冨田勲 さんがこどもの日に亡くなられました。
シンセサイザー音楽の第一人者で、新技術を積極的に取り入れる方でもありました。
最近「初音ミク」やボーカロイドまで使っていて、この80歳、とんでもね~!

(2012『イーハトーヴ交響曲』オフィシャルチャンネルより)

と思っていたのですが、直前までお仕事されていたとの事で惜しいです。
シンセでない劇伴の音楽もあり味わい深いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です