レコードからパソコンに取り込む方法-2021年度版

皆様、すごく久しぶりです。コロナの影響で諸々あり更新できませんでした。
さて過去に何度も記事にした アナログレコード(LP)をパソコン(PC)に
取り込む(収録する)方法ですが、最近 比較的手軽にできるようになったので紹介したいと思います。
■1:まずはレコードを洗浄します
色んな方法がありますが、基本は水洗い。
最近では専用のレコード超音波洗浄機が比較的手ごろな値段で出始めました。(中国の;)
僕は洗浄機は使わず手で洗って水で埃がとれるロールタイプのコロコロクリーナーを併用しています。
(※これで大体の塵がとれます。完璧主義な方は専用洗浄機をどうぞ;)
2:パソコンにラインやフォノレベルで取り込みます
USBオーディオインターフェースを使います。
僕は KORG社のDS-DAC-10R を愛用しています。
元々レコードを取り込む事を考えられて作られている為、らくちんです。
この装置のいいところはRIAAカーブ(複数種)を後から選択できることです。
(=フォノイコライザ―機能がソフトウェア化されている
他のオーディオインターフェースでも録音は可能です。
その場合、 96kHz 24bit 程度の設定で取り込みをしてください。
24bitで収録することは重要です。(もしくはDSD)
3:ノイズ除去(リダクション)をパソコンソフトウェアで行います
取り込んだWAVファイル形式のレコード音声をiZotope社のRX Elementsにてノイズ除去します。
iZotope社のソフトウェアはA.I技術も取り入れており、ボタン1クリックでメンドクサイあれこれをやってくれます。
Elementsは、なんと数千円(期間限定)で買えちゃいます。サブスクリプションではなく買い切りです。
使い方は簡単。英語表記なのがアレルギーがある方には難点ですが、、
1)WAVを読み込みます。もしくはこのソフト自体で録音します。
rx7.JPG
2)右上のメニューボタン「リペアアシスタント REPAIR ASSISTANT」を押します。
3)Start analysis 「分析開始」ボタンを押します。
rx7_4.JPG
4)分析結果が出て、除去(=補正含む)の効果の強度をプレビューできるような画面になります。
rx7_3.JPG
「Light(軽度)」、「Medium(中度)」、「Heavy(強度)」と元「Original」を聴きながら比較し
良い結果を選んで右下部の「Render」ボタンを押します。
5)以上です。。。。
これだけでクリッピング、ハム音、クリック(プチプチ)などノイズ除去をいっぺんにやってくれます。
いやあ、マジで簡単すぎる。流石のプロ向けソフト。結果もきれい。
いいんですか?こんなに簡単で‼いや、いやイイんです。
もっとマニアック(=プロ向け)なソフトウェアですと、Adobe社のAuditionがあります。
こちらは周波数スペクトル表示でノイズ成分のみを選択してそこだけ消すなんて技も使えますが、
ちょっとプロ過ぎる気がします。
何のことやら❓??という方は公式デモ動画を見てください
プロの整音の世界を垣間見ることができましたでしょうか;)
以上、2021年度版レコードやカセットテープ音源、
あるいはすべての録音データに対する
リペアの手法の紹介(触り程度)でした。