黄玉(Topaz)の気持ちよさ【Cambridge Audio】

みなさん、こんばんは。
税金の書類を作るお仕事がやっと終わり、日記が書けます。
この間の日記「プアオーディオ的収納棚」が好評?なのか、
鋭いツッコミが来ました。
まずIKEAのIVAR。補強しないとグラグラです。(筋交補強必須)
でも分解がしやすいのとオープンラックならではのメンテナンス性の良さがGood!
->同じパイン材で無印良品の方がいいかも?というお話が。
無印の方が少し大きいサイズです。
パイン材ユニットシェルフ・58cm幅・大 幅58×奥行39.5×高さ175.5cm
次にラック中身のツッコミ?(雑談)があり、写っていた
CDプレイヤーが旬なものなので、盛り上がり?ました。
そんなわけで今回の日記の意味深なタイトルになりました。
Topaz CD5とCD10、AM5とAM10のお話です。
Cambridge Audioの入門グレードのもの。イギリス設計中国生産。
※2019~後継機としてAX SERIESになっています。ボディが銀色になり、値段も上がった。
Topaz CD5とCD10、AM5とAM10各々見かけが一緒で中身が最新と古いものとあります。バリュートレード様が量販店などで
販売されていたものは新しい基板Ver(基板に2017 刻印@この日記当時)。 製品自体はかなり前より存在中古などで購入する際は注意
 
この日記のものはバリュートレードプレシードジャパン)の新品です)
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Topaz CD5とAM5
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Topaz CD5とAM10
借り物機材でしたが、CD5とAM5は気にいったので買ってしまいました
僕には珍しいことです(フルサイズだし)。レビューします。
まず、高級感は、、、、、ありません。
いろんなことが気になる人には向かない商品と思います。
「細かいことはいいんだよ、音だよ音」と、お値段が最大の特徴。
値段はどちらも新品で約2万円。(製品保証あり)
本国価格と同じか少し安いです。(以前の代理店さんは高かった?)
さて、肝心の音ですが、CD5は今風に言うと「コスパ最高」な市販品。昭和なCDプレイヤーの半分強ぐらい捨てられるかな?;
でも、デジタルアウトはなく、ヘッドフォン端子もなく、金メッキでもなく、CDドライブも安っぽい。ボディも叩けば鳴くし、中身はすっからかん。軽い。機能も最低限。CDトレーの開閉スピードの速さで安物感を感じる人もいるかも。
でも、出る音が
これより良いプレイヤーはありますが、値段は遥かに高く重量級。
CDプレイヤーで音って変わるの?と言う方に強くおすすめしたい一品。楽しい音です。外連味がある楽しい音。
原音忠実とか繊細とかではない方向性。精密オーディオ機器ではなく、音楽的な「カジュアル」プレイヤー。今日では珍しい存在です。
※CD10の方はより低域が楽しいし、繊細さも備えています。
で、組み合わせるプリメインアンプ AM5、AM10のレビュー。
AM5 弟、AM10 兄 と言う位置付けなのですが、
この2機種キャラクターが結構違います
単純に上位下位ではなく、別モデルと考えてもいいかも。
AM10は繊細な感じ(AM10はAM5に比べて大人しい感じ)なのですが、
AM5はとにかく元気(やんちゃ)
僕のおすすめはAM5とCD5 の組み合わせです
CD5を既存のシステムに組み込むのもいいかも。
AM5ほど低音が気持ちいい(嫌味がない位)のは珍しい。
値段的にはDENON、マランツ、ONKYO、YAMAHA…etcなど
競争が激しい(そして美味しい;)エントリークラスですが、
そのどれとも被らない音です。
「ツンツンシャキン!キラキラ」っていう今どきの音の
チューニングとは逆の方向で柔らかく、深く、
厚みを少々感じるように音を作っているアンプと思います。
スピーカーとの組み合わせに大きく左右される面もありますが、
低音は芯が残る柔らかさで心地よく、正座して聴くようなアンプに比べてゆったり聴けます。こんな音が入っていたんだ!という繊細さの驚きを楽しむものではなく、トータルで聴いたときの独特の心地よさが一番の特徴。これは今のアンプでは中々無かったので、
2万円で買えるアンプとして気に入っています。
物としての作り(外観、中身の作り、機能)は圧倒的に
日本メーカーエントリー機の方が上と思います。
(※今のエントリー機ってよくあの値段と思いますよね?
実売2万円~3万円の価格帯。)
AM5は欠点?としてトランス鳴きもあります
Topazシリーズは日本製品にありがちな幕内弁当的要素は
「バッサリ」捨てて目指す音を出すために作っている(チート感満載)。AM5はヘッドフォンなし、リモコンなし、フォノなし。
AM10はAM5に無いものはあるけど、それについてはオマケ程度;
無い物ねだりしちゃダメ。
フロアノイズ、トランス鳴き、スピーカーとの相性大、電源ケーブルの極性、細かい欠点(致命的ではない)は色々あります。
でも、出る音が楽しいです。これに尽きます。
サブウーファーとかいらないよと言う低音の厚み(映画館の重低音とは別なもの)とちょっと引っ込んだ中域、うるさく無い高音域でJAZZYな具合。
今、これをこの値段で聴けるのは素晴らしい。
(シャキシャキ、繊細で、硬質な音が多い昨今)
※繊細でハイレゾな音とされるものが大好きな方はアンプの
方向性がまったく違うので、合わないと思います。
中高音しかという方は昨今のデジタルアンプでも十分楽しめます。
昭和な古めのアンプのなんか丸っこい暖かみがある音の一部を再現
しているという感じ。ちなみに中身は日本のとは正反対な状態
これを見るとなんてチープなんだ!Y社の方が、、、となるのですが、そもそもの音の目指す方向性が違うので。
都市部の大型量販店に展示があるところもありますが、
組み合わせているスピーカーがONKYO D-212だったりするので、
今ひとつこのアンプとCDプレイヤーの本来の姿が試せないです。
 
Miraporta(ミラポルタ)はバリュートレードさんの
公式ネットショップです。
参考*Amazonの出品者画面。
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>Bigcamera
>Yodobashi
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我が家のMarkAudioスピーカーとはかなり相性いいです
この製品どちらもエイジングは必要です。
プアオーディオ2018年版に追加決定