音量(dbSPL)について

つづきです。もう終わりです。つまらないですよね??でも知っているのと知らないのでは
オーディオに対する理解が違いますので、雑学として損はしないはずです。

「dB SPL について」
http://info.shimamura.co.jp/digital/knowledge/2014/03/21161?ref=relate

この記事で興味をそそられるのが
「1KHzから5KHzあたりは私達の生活の中で「身近な」音なのか、感度が高い(音圧が低くても聞こえる)」
という点です。これをスピーカー作りでやったモデルがおそらく MarkAudioのCHN-70 Gen.1 等です。
BBC帯域なる謎の用語が出ておりますが、
公式グラフを見てください。

100~5kあたりまで山谷ありますがフラットな特性で両肩が下がっております。

インピーダンスともあわせてみてみましょう。

たま~に、僕のいい加減測定で同じグラフが出る自作スピーカーがありますが、聴いた感じ
「一番落ち着いて長時間聴いていられる」「中域の鮮やかさがなぜか耳に残る」という状態です。
勿論低域と高域に物足りなさを感じることもありますが、
総じて両肩が下がりは聴きやすいスピーカーとなります。

もう既に予約が殺到しているらしいBHユニット、fostex FE-108-SOLも見てみましょう。

200~5kまでなんとなくフラットな感じに見えませんか?
この帯域が恐らくスピーカー作りのスイートスポットだと僕は解釈しております。
私が普段聞いているAlpair7v3はこんな感じです。

1KHzから5KHzあたりのdbSPLには結構山谷があります。
ただ箱の作り方でここは緩やかにできます。そして面白いことにここがフラットじゃないがゆえに
音量差が独特の味(=うねり)を生み出しているように
感じれます。
インピーダンスカーブと重ねるとやっぱりスイートスポットだと思います。

因みに10k以降によく見られるディップ(山谷が急な部分)は聴く感じはあまり分からないと思います。
(勿論すごい耳の持ち主だったら別ですが…)

どちらかというとAlpair7や108-SOLのように10k~20kに少し突き出た山がありますが、
ここ
が高音域が綺麗に聞こえる(ツイターライク)感じを受けます。

ついでに今自作品で出展しております、Alpair5 v2SS も見てみましょう。

いいですね!こりゃ、いい音出そうだよ~!っていう感じのグラフです。
10k~20kの小山が高音が綺麗に聞こえる部分です。

Pluvia seven も見てみましょうか。

こちらも10k~20Kにこんもりと山があります。高音がシャープで鋭く聞こえるところだと推測できます。
縦軸は学習しました dbSPL ですので、音量出て(目立つ特徴)というわけです。
100~200hzのうねりがありつつ、インピーダンスカーブはその辺で下がっているので
結構元気な音ユニットかなと想像できます。

ただこういったグラフはあくまで測定値であって、
実際のBOXに入れて同じ特性になるわけではありません。
そのへんが自作スピーカーBOXも含め、面白いところで作り手の好みがでるところでもあります。

最後に、現代のスピーカーユニットのdbを見てみましょう。
Markaudioを例にしますと、
Pluvia seven :SPLo= 85.843 dB
Alpair5v2SS : 85.614dB
CHR-70v3 :85.4dB
などなど、能率(SPL)の向上を歌っているだけあります。
島村さんのHP、「音の強さのめやす」ですと、80dbなんと「電車」と同じということです。
(1mぐらいの至近距離ニアフィールドでのお話でしょうが)

90db:相当うるさいいやな犬、100db:ドリル工事 ;)

この間のマーチンオーディオのラインスピーカーも100db超えると
相当ずしーんと来ましたよ。勿論ずしーんのレベルはフルレンジ一発とは全然違いますが;

つまり現代のフルレンジユニットは現代の高効率低発熱のアンプを使うと
実用十分な音量が出せるということです。 15年前等のユニットと比べてはいけません。

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