みなさん、こんばんは。
※現在出品中です。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b199572009<-こちら

ところで、僕が色々適当なこと(えらそうな事)をこのブログに書いていますが、
実際自宅の貧弱なリスニング環境で何を基準にして、自作スピーカーをつくっているか
という話題を2夜連続で書こうかな~と思います;(ネタが無いので)
ずばり、自作でリファレンスとなる機体を作成して、それと同等になるように努力するか、
それと比べた価格(ほぼ実費、もしくは少し赤字;スタート)にして出しています。
(音がいいものは数百円ぐらい利益が乗っているものもありますが、多目に見てくださいm(_
それぐらい時間とノウハウを費やしています。)このリファレンス以上の音であれば、
それ相応の価格(勿論それだけ部材費が掛かっているのですが)、
それ以下の場合、少々赤字スタートという基準です。
旧リファレンスの一つ目はNo33号機、TOYOスピーカーコンビの2Wayです。
https://bokuthedog2.seesaa.net/article/a68382398.html
(ちなみに出品したもの) https://bokuthedog2.seesaa.net/article/a68045165.html
Youtube動画圧縮が音にも掛かっていますが、
いつものようにマイク収録したので聴いてください。
(著作権料はYoutube側が処理しているようですが、予告なく削除の場合がありますのでご了承下さい)

(エフェクト,EQ無しのダイレクトな音です。CR-N765のダイレクトモードで鳴らしています。音源はFLAC。)
これを最低でも上回る音でないと、
2Wayとは認めないぞ!という感じでやってます。
普段の動画はMUSEの中国製D級アンプですので、
音の厚みの違いが多少は分かりますでしょうか?
(勿論、使用ユニットが持っているもの以上は出ませんが、、、、)
こちらのスピーカー、ユニット代だけだとペアで3000~4000円ぐらいです。
僕が知る限り、最強のコストパフォーマンスだと思います。
しかしながら、TS値など詳細もなく無名であることと、東京のコイズミ無線でしか
手に入らない(はず)なので、自作の人達からも見向きもされないユニットではあります。
そしてノウハウが無いと、どう作ってもこういう音になりません。
自信を持って言えます。
ただのキラキラスピーカー(70fb02bc)と
同じメーカーのウーファ(100WB03B)は値札を見て、安物スピーカーだね。
で通常評価はおしまいです。
そのまま音も聴かずに、FOSTEXコーナーかTangBandコーナーに行くでしょう。
(もっとマニアな方はParkAudioさんのコーナーとか)
このユニットの音を聴いてもインプレッションは薄いと思います。
普通の箱では…。
ちゃんと設計して適切な箱に入れ、ネットワークを組み、
それなりセッティングを通すとこうなります。
内部ケーブルもウーファー,エコシース、ツイターにBeldenなど、
常識だけではありえない線(工業用線)をつかったりして、
線の特徴から最適なものを選んで、拘って作っています。
で中身は写真のままの通りです。
スピーカーの音の良さは値段やブランド、
使っている板材や吸音材と必ずしも一致しない
ことが言いたいからです。
構造もすごくシンプル板材の種類もわざと変えてます。
板配置も、角度も今までのノウハウ上の配置にしています。
これを何方式というのか?
とりあえずバスレフですね。でもなんでしょう?
容積は8Lぐらいでしょうか。
板材の分減ってるから5~7Lぐらいですかね。
スピーカーの音はブランドや、値段、見かけ、板の材質(だけ)で
決まるのではありません。
ちゃんと考え抜いて作られているものは、どんなに見かけがしょぼくても、
MDFでも、音が良かったり、ノーブランドでユニットも1000円代の安物をつかったから音がダメだとかいうことは無い !といいたかったのです。
OEMスピーカーの中には、
ブランド品を上回る宝石の原石がいくつも隠れています。
マグネットもアル二コでもネオジムでもないし、
ペーパーコーンのごく普通のユニットです。
そのユニット本来の力を引き出せるかどうかが自作スピーカーでの勝負であり、
高級ユニットを使って、ロシアンバーチ材を使い、
高いネットワークパーツを使わなくても、これくらいの音は出るんです。
一度、古の知識(常識)や音響理論を忘れた方がいいかもしれません。
(僕みたいに最初から知識が無い方が原石を見つけやすいものです)
僕のワンオフスピーカーはある程度ちゃんとした環境
(アンプ、電源、ケーブル、その他)下で鳴らすと、
ものにもよりますが、価格以上の音が出るように設計しているつもりです。
もし中国製の安いD級アンプやフルデジタルアンプ、雑誌付録USBアンプなどで
お使いになっていた場合、それは僕が意図した本来の音ではないかもしれません。
だから中国製と比べて1万円、2万円高いとしても
それ以上のもっといいアンプや真空管アンプでも耐えれるように、
ゴミ箱ポイしなくていいように、と思ってます。それが量産できない最大の理由です。
(エ型スリット小型スピーカーは燃えるごみで出せるサイズと材質なんですが;;)