自作52号機(自宅用実験2Way)「桐」

みなさん、こんばんは。

最近52号機の作成と調整に1日1時間づつですが、
かなりはまっていました。

イメージ 2

これは我が家の2016年度以降の2Wayリファレンスとして作っているものです。
(実験機。こういうので得たものを皆様用にフィードバックしています)

元は、ONKYOが桐のスピーカーを発表したニュースを見たときに、
インスパイア;されて、面白そうだ!試そう(しかもあまり妥協せずに)
ということで。(いつものパターンです;試さないと気がすまない)
さすがに「綾杉彫り」は職人じゃないので出来ませんでしたが、、、

最初はかなり本格的にネットワークを組むところからスタートしました。
(あまり妥協はしません)

イメージ 1

( ↑ は結局 没になった ネットワーク )

しかしながら、これを入れてみたところ、箱の特性にまったく合わない
ネットワーク計算はWEB上などの各種計算機を使っています。
本来余程でないかぎり6割ぐらい的中するのですが
(音の傾向)、今回はまったく役に立ちません。
(※計算機はあくまで理想値であり実際の箱を考慮したものではありません。
それが自作のノウハウの必要な部分でもあります.ただ計算機とシュミレーター通りに
作っている方のなんと多い?ことか?!それでは自作スピーカーとは言えません。)

ということで色々試行錯誤(定数を変えたり)し、最後にはウーファー
用のネットワークを外す(なしにする)という結論に至りました;

※よって上のネットワークより、かなりシンプルなものとなっています。

どうやっても桐の箱ではウーファーにネットワークを入れると篭もった
音になっていまい、好みではないのです。

※最近のフルレンジウーファは名前こそウーファーとついていますが、
昔のミッドレンジを兼ねたウーファーという感じです。
(旧世代のフルレンジ級と言っても過言ではありません)
ですので2Wayでフルレンジウーファーを使う場合、できるだけ上のhzまで
使ってあげるネットワーク(要らないかも)を設計するのが吉です。

そうやって調べていると、ONKYOより前に桐スピーカーを作って販売
している方のHPにたどり着きました。
http://www.ishimoku.co.jp/column/felicita.html
http://www.ishimoku.co.jp/column/speaker.html

ここに書かれていた「桐が軽くて共振しやすい特性を逆利用し、
逆位相の音をキャンセル」という事と「桐の多孔質」「すみやかな吸音効果」
という言葉に最大のヒントをもらいました。

http://kirihaku.com/seisitsu.html

ロシアンバーチ、フィンランドバーチでなく、
もっと身近な古来から使われてきた素材が日本にありました。

つまり最近 僕が今までの常識を全部捨ててやり始めた
吸音材を全く使わないスピーカー」用木材として合致していると。
(※桐材の値段が高いのと、傷がすごくつき易いのが欠点です。)

こうなると早く試したくて仕方なくなり、
18mmの桐材に必死に穴を開け(難しいです。やわらかくて割れやすい。
実際少々荒っぽい仕上がりになってしまいました…本来は加工しやすい木材の
はずですが、僕が使ったのは合板だったため)、
フランクリン
タイトボンドで接着(通常ボンドだと桐合板が吸収してしまう)
しました。とてもやわらかい木材なので角とかすぐに傷がついてしまうのが
欠点ですが、なんとか完成。

視聴して、(ある意味)飛び上がりました
色んな木材を試して来ましたが、箱だけでこれほど澄んだ音を出せるもの
を聴いたことが無いです。
通常のバスレフ構造なのに吸音材を入れずに音として破綻しません

低音部が弱くなってしまったのは私の設計の甘さですが、
下部に一枚だけグラスウール材を入れることで少し解決させました。
そしてこの時点で重いスピーカー(ダイキャストとか昔あった)=良い音
の図式はすべて消え去り(とても軽い、桐は。世界で2番目に軽い?)

スピーカーの音の良さは共振対策の重さではないという確信となりました

軽いスピーカーは適切な木材を選び、現代の最新のユニットを使うことで、
従来の自作スピーカーの常識を崩せるぐらいのインパクトがあります。
(個人的感想です)楽器のようにわざと共振させて逆位相を打ち消す。

とりあえず視聴コーナーをつくっておきました。音つぶれしてますが、
まあ聞いてください。音を試すときの個人的名盤CDをFoober2000で
リッピングし、FLAC形式で再生したものです。
毎度のように安物MUSE D級アンプの音です。
週末に真空管などでも試そうと思っています。


(著作権はYoutubeが管理しております。収益者は著作権者となっています)
(著作権者の意向で予告なく削除、再生環境の制限などがある場合があります)


因みにいい加減測定はこちら
テスト信号:http://yahoo.jp/box/iTAh0K

再生アンプ:MUSE (TA2024-D amp 15W)
再生ソフト:Foober2000 with ASIO from E-mu PCIb

イメージ 3

右に向かって落ちていく~感じですが、まあ小さな音量ですし、いい加減です。
このグラフで興味深いのは40khzまで初めていったということ。
それは[take-T batpure]効果だと思います(他のでは24k当りでストンと落ちる)。
耳には、まったく聞こえませんが、音としては出ているという事になりそうです。
しかしECM8000がその領域を拾えるとは思ってもみませんでしたが、、、。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。