自作47号機DDBH MAOP7_v2

みなさん、こんばんは。
今日は一日、47号機のエイジング調整に時間を使いました。
(ほとんどの時間は家事;)

イメージ 1

近くでみると色々荒がある外見
(僕のは外見いつもそうです。すみませんm技量が足りなくて)です。

依頼主さまから、

 何というか理屈ではなく、凄い。外見以外は本当に凄いです。
感動、感服です。ありがとう心が震えました。大事に使わせていただきます。

と、こちらとしましても、 とても もったいないお言葉(ご感想)を頂きましたm(_

まだエイジングが済んでいませんので、
後48時間(2日程度)はボリューム控えめで御願いします。
このユニットはとても静かなユニットで音量を上げても、
コーンの振動がほとんど分かりません。
そういうダンパー設計になっているのでしょう。
残念ながら我が家では苦情により、15Wで12時(7.5Wぐらい?の仕事量)
の位置より上は出せませんので、こなれてきたら大きめ音量で楽しんでください。
多分びびりも無いと思います。

僕も理屈はよくわかりません。
Batpureについてもなぜ在り無しが感じられるのか分かりません。
ただ現代の科学では解明できないことも将来解明できるかもしれませんので、
なんでもかんでも否定から入るのではなく、泥臭いですが素材なども含め、
試行錯誤をするのが実は 自作においては一番の近道と僕は思っています。

理論先行型の方だと、どうしても○○はXXだということで
選択肢をフィルターしてしまうかもしれませんが、
音の世界の懐は思った以上に深くて、理論では説明できないこともまだあります。
それだけ人間の感受性が「多様である」ということではないでしょうか?

ただ、何十万もするケーブルに手を出す等は
とりあえず止めておいた方がいいと思います;)

オーディオの世界は値段と音が必ずしも一致しないときがあるようです
面白いですね。だからなかなか止めれない趣味です。。
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ラワン合板のあまりの軽さに、本当に大丈夫なのか?と不安でしたが、
鳴らしてみると杞憂でした。
若干不協音を感じられなくもないのですが、それほど気になりません。
むしろ音としていいかも。

面白いことに軽い木材だと、音がさわやかな感じになりますね。
(MDFやシナ合板との比較)

木の繊維密度が影響しているのかも??しれませんが、
音がMARK AUDIOのヨーロピアンな感じが
いきなりアメリカンになった感じがしました。とても面白いです。
1個 5.4kg、ペアで10.8kgです。
この大きさとしては軽いですね。簡単に持ち上げられます。

Mark Audio MAOP7_v2 についてはまだまだまだ、
エイジング時間が必要だと感じられます。
48時間では全然足りないですね;)
音の分離がおそらく本来のものでは無いと推測されます(塊で飛んできます)。
Alpair7の初期の頃もそんな感じだった記憶があります。
1年ぐらいたって、一つ一つの音の分離が非常に明確になって、
びっくりした(「化けた!」)と思った感じでした。

本当に 気長~に我慢大会 しないとダメっぽいです。

今の状態だと Pluvia Sevenの方が音分離もいいですね;
(せっかちな人はCHR系へGO;)。

日本語でちゃんと100時間丁寧にエイジングしてね。
って説明書に書かれています
が、
何も見ないで購入した人だと今の時点の音で、
失敗した~騙された~って感じになりそうです;) 

48時間後の音をいつものチープなMUSEのデジタルアンプ(中国製)
MU-15 Mk2
 で収録しました。


(著作権はYoutube側が処理しています。予告なく削除がありますのでご了承下さい)


1曲目などは本当にこの木材を手で叩いてるかのような音が出てます。
BBDHのセオリーどおりに吸音材はごく薄いフェルトを第一室に少々、
天然コルクを上部に貼って終了。

あとはいっさい吸音材はつかっていません

今回は恐らく長く使われるだろうと思い、端子をいつものよりいいものにしたり
内部のケーブルも選別したものにしています。
(音全体に対する影響度は本当に些細なものですが、
高価なユニットですし、注文品として一応拘りということで)

イメージ 2

Take-T Butpure を黒檀の木を小さく切ったものに貼り付けて
ユニット直上に配置しています。
(ネット検索で迷い込んだ[http://blog.goo.ne.jp/gokounosurikire_3/e/6448c7c8b1fea4353c8830b0803cf32f]
の[http://blog.goo.ne.jp/gokounosurikire_3/e/800bbda345dce00424a547ec48ee78c4]も参考にしました)
メーカーの取り説紙に黒檀ブロックに取り付ける事例が書いてあるので、
その辺も踏まえて。

正直、怪しい商品だな~と思っていましたが、
嫁さまはある、なしが結構わかるそうです。

僕もこの間試した時に、気持ち音のにごりがなくなる印象を受けたので、
44号機にはつけています。
それと同じことをこの47号機にもしてみました。

メインのリボンツイター上にもとりつけて現在も試験中ですが、
確かに音が上側に上がった感がします。
比較的近くで聞いているからかもしれませんが。

もうほんの少し時間を置いてから、発注主様に引渡しとなりそうです。
(お待たせしてすみません)
そこから恐らくエイジングの長い旅が始まると思います。。

しかし、DDBH方式を学習&造り始めて、出てくる音を実際聴くと、
バックロードホーンへの今までの固定観念(作りかたの常識とされてきたもの)が
リセットされる感じがします。
下に砂や鉄をつめて重くしてたのもそうですし(特定周波数での音の共鳴対策?)、
定常波云々や箱の大きさ、テーパー処理など、全部一旦リセットです。
僕はこの趣味には新参者ですし、元が楽器から来ていますので、
躊躇なく理論や理屈を捨て去ることができます;(出てきた音が全てを語るというか)

そもそも現代の(最新の)スピーカーユニット達の性能が、
かつてバックロードホーンブーム?だった頃に比べてかなり向上しており
(フレーム共振のなさ等)、もう30~40年ぐらいになるんでしたっけ??
さすがにかつての法則を現代のユニット達にそのまま当てはめるのは
微妙なのかもしれません。

46号機のPluvia Sevenを使ったものだと、腹に来る重低音を体感して、
これはもうよほどの重低音マニアを除けば、
サブウーファを着け足しすることも無いなと思ったりしました。

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