みなさん、こんばんは。
最近嫁様のつわりが酷く、僕ももらいつわり(吐き気)で大変でした。
でもつわりがあるということは生育的には順調という感じのようです。
家事が段々できなくなっていきますし、妻のアルバイトもそろそろおしまいです。
(我が家の家計がかなり苦しくなりますね。。。共働きで無い状態@東京近郊)
さて、今回のものは、リピーター様用のもので、オークションには出ないものとなります。
低音がすごいというご感想をいただきました。Pluvia Seven かなり低音が出しやすいユニットです。
しかも高音のシャープさも失わないという、
(ただし、かならず何日かエイジング時間が必要だと思って下さい。)
という感じですが、エイジングによりPluvia Sevenは変化していくと思います。

たまに私のスピーカーを気に入っていただき、音が気に入って、
外見もいつものようなものです。音だけにはこだわっていますが。)
spcjpnorg さまのHPのノウハウなどから、
学習させていただいている「ダンプドバックロードホーン」の
Pluvia 7の低音能力をより発揮させるにはバックロードかなと。
今回MDF15mmで作りましたが、
最初セオリーどおり吸音材を適量入れていたのですが、音に迫力が無く失われ、
試行錯誤した結果、常識(定説)を捨てて、
(天然コルクのシート少量+グラスウールほんのちょびっと)
これでようやく納得いく水準になりました。
バックロードホーンというと、以下の下手なペイントブラシ図ですみませんが、
赤のところあたりに吸音材を配置すると思いますが、このセオリーがまったく通用しません。
むしろ入れた瞬間に高音は篭もる、低音は迫力が減るという二重苦になってしまうのが、
「ダンプドバックロードホーン」での経験です。

僕の経験上、バックロード方式については、
ここの第一空気室の調整(大きさ、吸音材の種類、配置、量、スロート幅)
次第が、箱の音についてのキャラクタのほぼ4~5割を決めると思っています。
残りが音道の長さと幅(orバスレフ方式だとポートの長さと開口径)です。
勿論、使用しているユニットのキャラクターという最大の要素は
ここはセオリーだと反射逆相の音がユニットに回りこむのを防ぐ?ために、
吸音材を置くところですが、それをするとNGです。
では定番の(2)の位置(ホーン開口部)の床と奥の壁ですが、
吸音材が盛ってある状態なはずです(中音の漏れとホーン鳴きをとるため)。
ところが、ダンプドバックロードではここは必要ありません。
というか入れたら音が非常にしょぼくなります。
バスレフ以下とまでは言いませんが、ホーンのよさの全てが失われるぐらいです。
(元々響かないMDFだからかもしれませんが)
なので、実際の音を聴きながら、spcjpnorg さまのPluviaモデルを参考にしつつ、
板を最終段に一枚斜めに入れて、さらに仮想空気室をつくるような構造にしてみました。
こうすると計3個の空気室を内部で持つような感じになります。
さらに開口幅を設計より少々狭めて、よりポート幅を狭く取ることで低音加減を調整しました。
(オリジナルですと、バランスはよいものの、
バックロードホーンでの、低音の押し出し感が少々不足していると感じましたので)
※ ちなみにスピーカーBOXのキャラクタについての、
吸音材の重要性についてはParkAudioさんの2008年のブログに書かれています。
個人的には共感する部分も、そうじゃないんじゃないかな?という部分もあります。
例として、違うかもと思ったのは、
グラスウール普通に使います(フェルト材も)が、
共感できるのは、「経験的なことで言えば、
「良いユニットと適正なBOXチューニングが出来ていれば、
ですので、以前にも書きましたがちゃんと設計された箱だと吸音材はごく少量です。
なので偶々専門店で見た某有名メーカーの自作用の箱の中身が白いポリウレタン?
(自作では水槽用のろ過フィルターを代用している方が多いですが)が満載されているのを
見て、う~~~んと思ってしまう感じです。そこまで入れたらもう、ユニットの味は
箱に反映されてない(バスレフ構造で低音だけ取り出すだけの箱構造)
になっちゃってるんでないかと、、;素人なので、完全な誤解をしているのかもしれませんが、
思わざるを得ません。パーチクルボードを使っているためそれだけ必要なのでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1119465311
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現状、背丈が高いものの録音なので、我が家のプアひびく部屋の環境音まで入ってしまいますが、
50~60cmぐらい離したポイントで収録しています。
残念ながら、低音も高音も動画よりはるかに出ています。
特に低音は腹にズンズン来る(1.5mぐらい離れた位置でとりあえず)ぐらいです。
高音ももっとツイータライクな綺麗な音が鳴っています。(マイクの収録ポイントや音声圧縮で
動画は印象が変わります。特にトールボーイなど背丈が高いものの音の収録は難しいです。
大体、本来の音より「 こもった 感じ」 で収録されてしまいます。
ので、その辺もご覧になるときの参考にしてください。(今回のはマイク位置調整を頑張ってみました)
(著作権料はYoutube側が処理しているようですが、予告なく削除の場合がありますのでご了承下さい)
(著作権者規定で、この動画は環境や国によっては見れない設定となっています)
(例:スマホでは見れません。PCからのみ。等)
今回また MUSE D級中国アンプです。残念ながら、やはりCR-N765、N755との
超えられない差を感じてなりません。特にオーケストラの大編成ものなどは顕著に音が薄いです。
クリアさではいい勝負だと思いますが、音の奥行き(Z軸)に対する幅については
今日のアナログアンプや真空管アンプに分があります。
スペックだけだとD級アンプの方が歪値も小さいし、消費電力も少ないし、効率も良いのにです。
なぜだか不思議なものです。
D級アンプ、余程上手く作られてお値段も相当なものか、AVアンプをものすごくチューニングしたような状態
でない限り、アナログアンプ、真空管との差がありますね。音圧というか、音のふくらみの幅?
(もっともデジタルアンプも最新のピュアの方のは、奥行き感についても結構肉薄しているようです。
聞いたことがありませんが、他の方のブログなどを見ていると。例: 50万のものとか。)
だからD級中国アンプを5000~8000円だして買うぐらいなら、貯金してCRなど3~4万ぐらいの
現在のアナログデジタルハイブリッド機を購入した方が、お金の使い方としては良いと思いますよ。
僕の考え方ですが、「プアオーディオ」とは何も安いオーディオ機器を使うということではなくて、
最小限かつ効率的な投資で、最大限の音を引き出すというものだと思っています。
投資する必要があるものについては相応貯金して、耳で聞いて、ネット評価を見て、
効率良く選択し、ある意味ミニマル主義のようにばっさり切るところは切るという感じにしましょう。
※私のミニマリズムだと、音源―アンプ-スピーカーというつなぎの間にはできるだけ何も入れない!
なぜならそこに別な機器を入れると、(例えばイコライザ等)それが原因で音のキャラクタが変わったか
それとも使用しているケーブル(RCA)、同軸、平行線等が悪いからか、、
等々、悩みと出費が増えるからです。
音の印象の大部分を決めるのは機材だとスピーカーとアンプです。
(それ以上に重要なのが部屋のセッティングなのですが、ルームアコースティックプラグイン
=リアルタイムイコライザをプレイヤ側で設定する最終手段も残っているので)
次に 電源&ケーブル という順番です。CR-N765が頑張ってもアキュフェーズ、その他のアンプ
にはなりませんし、スピーカーも同様です。ただ自作スピーカー(おそらく自作アンプも)
に関して言えば、市販高級品を越える音を適切な設計次第で価格は安くて出せます。
(ブランド料や外見、人件費にかかるコストを引いてみればわかります)
ジャンク品やB品を漁るのも、それはそれで楽しい趣味です(否定しません。お宝感覚!)が、、
そういうプアオーディオだと、気がつけば何台もジャンク品や中国アンプを購入して、
結果合計金額が3~4万円になっていたでは、効率がいいとはいえません。
たかが1万円、されど1万円の差は今日では大きいのです。
あと、ブランドや雑誌のレビュー、ネット情報に囚われるのも良くありません。
いろんな機種を 実際に聞いて これだ!と思うものを見つけて下さい。
(お店だと頼めばちゃんと聞かせてくれます。Youtubeでも雰囲気が分かります。)
無名ブランドものでもそれが気に入っていればいいと思います。
いずれメジャーになるかもしれませんよ。