
エイジング中です。おそらく20号機にて残念ながら一旦終了です。
多忙と円安により。一期一会といいますが、
本当に実費(板代、ユニット代、端子代、ケーブル代等々)で出しています。
なので外見は殆ど一緒で中身で値段差が出たり、
カットしに行ったお店で違ったり。
相変わらず外見はよくありませんが、
一つ一つの音にはこだわって作っています。
それぞれまったく同じ音が無いので、どれも愛着があります。
例えば、自作14号機/FOSTEX FK10Pはかなりスタジオモニタに近い音でした。
多分、「フラットなスピーカー」ってこういうのだなと思う感じです。
内部の板一枚取ると、響きが出てがらっと変わり、音楽鑑賞用となるものです。
自作12号機/13号機/15号機 はベースとなる設計や
容積は殆ど同じですが、どれもまったく異なる音のキャラクタになっています。
いつものUSBDAC測定を見ると違いが分かると思います。
SPユニットが同じだと大体同じ方向の音になりやすいのですが、
なかなかどうして、どこを箱で伸ばすか、引くかで結構違いますね。。。
ユニットサイズが大きい方がいいかというとそうでもなく、小さいのがいいかともいえず。
大きいと懐の大きさというか音の質量という点では有利に働きますが、
繊細さは小さい方がよく出る気がします。
あくまで自分自身の考えですが、
日本の住宅事情だと、大きなスピーカーや数十W級を鳴らせる環境なんて
そうそう無いと思います;)自分が作っているようなサイズで5W~10Wあれば
十分音楽鑑賞が楽しめるのではないかと。。。 何より自作スピーカーは
市販の大量生産品と異なる音が出せます。