(番外編)InterBEE (MLA)

みなさん、いよいよ連休ですね。
さて今回はプロ向けイベント InterBEEに仕事で行ってきましたので、
AV watchさん風に記事にしたいと思います。オーディオビジュアルにご興味がある方が
この日記に来られているようですので。
幕張は遠い~~(本気で!)という感じで4年ぶりぐらいに行きました。

お断りしておきますが、僕は音のプロではありませんので、出品物は
プロが作ってる自作スピーカーだとは思わないでいただきたいです。
あくまで趣味の一つで作っているものです。(未だに満足できるものを作れていませんが。)
ただプロ向け音を聞く機会は普通の方よりはあるかな~?という感じではあります。

たまたま時間が合いましたので、
マーチンオーディオジャパンさんラインアレイスピーカーMLA
システムのデモに行きました。 

イメージ 3

これはまだMLAを下ろす前のときのホール。業界的にスピーカーを吊る事も下ろすというみたいです。

以下宣伝みたいになってしまいますが、

2000年ごろより技術革新が起こり、
いままでPA的に色々スピーカーを必要としていたのが、こんなラインアレイとサブウーファ
のシステムでホール全体をコントロールできるようになったそうです。

イメージ 2

↑ ラインアレイスピーカーとはこういう感じのものを言います。これはMLAじゃなく他社のもの。

このMLAですが、DSP処理にて視聴ゾーンによってデシベルを個別コントロールして
ホール全体が均一な音で聴けるよう処理されているとのこと。
そのために設置したホールの特性を輪切りにして測れるようになっているそうで、
今回のホールに最適化した状態で聴くことができました。
1F席、2F席、シーリング(天井)等、ゾーンごとに約20dbごとに減衰処理しているそうです。
ステージについては約30db減衰とのこと。個別にゾーンに対して減衰処理ができるということです。
6つのアンプとDSPを使っているそうです。

イメージ 1

こんな感じでこのシステム用かは不明ですが、測定用マイクがあります。

今回サブウーファは3発でカーオーディオタイプの置き方にし、
ステージ背面への音の回り込みを少なくしているそうです。
これが片チャン分のスピーカー群です。昔ローディーのバイトを少ししたことがあったのですが、
その時代に比べたら嘘みたいにシンプルですね。

イメージ 4

プロPAでは重要なことだそうで、例えば2F席の奥のほうのお客さんと1F前列の
お客さんが同一の音量、音像で聴くというを目的にこういったスピーカーシステムは開発されています。
コンシュマーとは目的が根本的に違う感じですね。

MLAのDSP処理はお客さんがスタンディングのときとシッティングのときで
別のパラメータコントロールができたり、野外コンサートのときなどの為に
外湿度をパラメータとして入力し音場補正できる そうです。
凄いですね!コンシューマーにそんなのは無いと思いませんか?
というか少しづつ自宅測定しながらEQでイコライジングとか馬鹿らしくなってくる
DSP処理最先端です。

実は以前自宅にRolandのm-16dxデジタルミキサーを所持しておりました。
このルーム・アコースティック・コントロールが結構凄い感じだったのですが、
それを何倍にもした処理でしょう。
もう売って処分してしまったので(過剰設備+結婚を機に音楽趣味を止めた為)、
今はもっとシンプルな最低限のソフトウェアベースとなっています。

さて、MLAの模様はSony DSC-HX5(コンデジ)を持っていていましたので、後ほど動画を貼ります。
もちろんしょぼいコンデジステレオマイクなんで、本来の音は拾えていませんが、音の分離の良さ
などは感じていただけるのではないでしょうか?



(著作権はYoutubeが管理しております)


(公式のプロモーションビデオ)3000万円~

他の方の感想はこちら

こんな感じでしばらく InterBeeの日記が続きます。
その裏では自作スピーカー作ってます ;) ボンド乾くの待ったり、とか色々。
明日から僕は連休なので今日は夜遅くまで作業できそうで嬉しいような、
微妙なような。。。。

PS: 自作35号機MarkAudio Alpair5v2 SS エ型スリットバスレフ 
ご落札ありがとうございましたm(
ご希望を聞いてから発送準備に取り掛かろうと思っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です