みなさん、こんばんは。
今日はオーディオや趣味の話ではありません。
「育児日記」&なぜ引っ越しをしたか です。
ちなみにノンフィクションなので、愚痴が入っております。
不快に思われたらすみませんm(
読まずに飛ばして下さい。
■ 1章
子供の世話でより時間が無くなっております。
大きくなると、どんどん要求度が上がってきますので、
ただ泣くしかできないので、表情やしぐさを覚えて、
何を求めているかをアイ・コンタクトしながら覚えます。
(不思議と分かるものです。最もすべては分かりません)
わが子は0歳ですが、もう自分で立つこと(の真似事=僕が両脇で抱えて支える)
が一番楽しいようで、ニッコリします。
ジャンプの真似事もし始めました。まだハイハイはできません。
最近食べることに興味が出てきたので離乳食を始めました。
歯もなく、食べ方も分からないので、
僕が目の前で食べるしぐさをゆっくり大げさにしてあげます。
(実際に食べてみせます)
そうすると、真似をするように(教えたこともないのに)
できるんです! これはびっくり。
(↑頭の中で「赤ひげ(黒澤 明監督)」の1シーンが思い浮かびました)
子供は親のちょっとしたしぐさも観察しています。
自己学習能力が高い状態ですね。
■ 2章
さて、我が家は家計がカツカツなので、
0歳の今でも嫁様が再び働かなければいけません。
頼れる親族もいませんので尚のこと。
で、保育園に入れてと思っていても、昨年のきつい言葉(流行語)のように、
現在非常に酷い状態です。(地方部の方は全然違うかもしれません)
実は引っ越しをした最大の理由は俗に「保活」といわれるものです。
ついこの間まで住んでいたところ=首都近K県のとある地域なのですが、
目と鼻の先に認可保育園が新設されていて、住みやすいところでした。
ところが、そこには生まれた時から既に入れない状態だったんです。
ちょうど今、まさに落選通知のオンパレードになっていますが、
4月入園定員に対して、僕がいたところは既に待機児童が1500人強います。
(因みに定員はその1/3以下)。
一つの保育園に対して募集人数は多くても10数人。無しも普通にあり。
よって落選しながら、一時保育(=限られた時間と日しか預けれない)、
その他で数年待っている人も含めて、どんどん待機児童が増えていきます。
TVでもやっていたようですので、そういう現状をご覧になった方も
おられるかもしれません。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/10/1006.html
NHK 「一点でも多く…」 “保活”めぐる闘い 2016年10月6日(木)
それなりに近いところだった、東京都S区は保育園を新設することに対して、
住民から反対運動が起こっているという地域。
(あくまで近所の噂話で真実は不明です。
「隣にできると地価が下がる」「騒音で静かな住環境が乱される」
「道が狭いので向いていない」という住民からの反対理由で区が、
保育園空白地帯に新設できないらしい)
いつから保育園、幼稚園は「迷惑施設」になったんでしょうか・・・??
というか、子どもの「はしゃぐ声」が「騒音」になってしまう世の中って?
「大人しい」子供でどう社会に活力が生まれるんでしょうか?
そもそも自分達が子供の頃、同じように騒いでたでしょう?
そのとき周りの大人は「おおらか」だったんじゃないですか?
「子供は宝」だと。
社会全体の「寛容さ」が最近極端に無くなっているなと思います。
勿論、昔から「騒音」に感じていた人もいたとは思います。
そして上記は僕が近所で聞いた、あくまで「噂話」程度なので、
真の理由はもっと他にあり、僕が実際にそこに住んでいたら
納得できる反対理由だったのかもしれません。
ネットでもいろんなソースが不明な情報が氾濫しており、
ある意味発信者が見えない分、従来のメディアよりも危ない存在なのですが、
それを意識している方は結構小数派かな?と思わなくもありません。
(各まとめ、速報サイトの運営者問題>DMM,DeNA,Livedoor、Line等)
(業者が個人などを装い秘密で運営、もしくはフリーランスを雇い運営。
目的は皆さんのアクセス数でのお金(広告収入)。
健康、政治、経済など不安を煽る、意図的に対立する過激な主張をし、
炎上させる手法でアクセス数稼ぎ=お金=数百、千万~億単位。
「キュレーションプラットフォームサービス」)
そんな訳で、噂話なので真実が異なる可能性もあります。
■ 3章
ともあれ、実際に区役所にいって、「まず無理(難しい)ですね」
と窓口の方に言われたのは事実ですし、
どこの窓口に行っても1次募集はもとより、
2次募集?無理でしょう。と言われる状態です。
入園審査は「点数制度」なんです。(なんてこった)
こういう状況下では、公平性を担保する為に
しょうがないのかもしれませんが、
「両親共働きである=1点」みたいな感じで、
点数を加算していって、それが一定ポイント以上になって
初めて”抽選会に参加できる「権利」”をもらえるというトンでない狭き門です。
そう、権利だけであって、抽選に漏れる方(落選)もいっぱいいます。
我が家もそうですが。
これが「保育園に落ちたXXXX」な状態なんです。
↑笑い話ではなく、僕と家族が今まさに実体験している事実です。
因みに上記ポイント制で住んでいたところは、
両親共働き=時間換算どちらも8時間以上のフルタイム労働
が前提になっています。
え?って思いませんか?
そうフルタイム労働して、嫁様は扶養家族から外れます。
年金も健康保険も夫婦別に払う。税金も増えます。
そもそもフルタイム労働して家に帰宅する時間の前に
保育園、幼稚園は閉まります。どうやって迎えに行くのでしょうか??
さらに疲れ切った体で子供の相手をして、家事をして、、、
無茶じゃないですか?
そうですね、じゃあ、お金で解決すればいいんだ!
として、認可外(民間)の保育など いくらするかご存知ですか?
月に大体16万円~20万円ぐらいしますよ。(2016,2017年現在)
(時間外預かり保育料など首都近郊の民間で)
また認可外は、必ずしも子供に適した場所でなかったり、
(駅前コンビニの2Fとか雑居ビルの一室とか、遊び場がない場所)
認可を受けてないという危険性もあります。(子供の死亡事故など)
つまり嫁様が仮にパートで家事兼労働しても、
それで得たお金は、頑張っても上記位にしかならないので、
子供を育てる費用=収入(とんとんか赤字)
となります。当然将来のその子に対するお金は貯金できません。
(世帯収入に対する内助の功にもなりません)
共働きをせざるを得ないことにより、世帯収入(額面)は増加しますが、
上記で相殺されるため、所得は増加しません。
所得額のみの調査などでは見せかけ上の数字になります>事態と乖離。
税金などの世帯に対するコストはむしろ上昇します。
元々お金をお持ち、数%おられる高収入な方、
何等かのサポートがある方はいいですが。。。
しかし、いったいこんな状態にして、
社会制度上何をしたいんでしょうか?
少子高齢化をどんどん推進する活動ですか??
計画的根絶やし作戦でしょうか;
日本(の活力)を減らす活動ですかね?
だれも「年金の原資」も払えなくなり、
僕が年寄りの頃(があれば;その前に多分過労死か心を酷く病む)、
まず「姥捨て山状態」でしょう(口減らし)。
最初に頭に浮かんだ映画「赤ひげ」には、たしか
「これはひどすぎる。何の為にこんな子供がこんなに苦しまなければならないのか」
という名セリフがあったと思います。
そのあとに「この子は身体もひどいが心の病はもっと酷い」みたいな台詞
だったかと記憶しておりますが、、、
「赤ひげ」の名言は、ひどい(きつい)言葉ではないのでこれで僕の気持ちと
させていただきたいと思います m(
■ 4章
引っ越しはしましたが、やはりポイント制で、
今、待機児童なのは変わりありません。
引っ越しで前より若干「一時保育の抽選会」に参加できやすくなったかも?
位の改善です。でもそうでもしないと、まず無理なんです。
これ、一地方都市問題じゃなくて、国全体の問題だと思いますが、、、。
「子供を社会全体で育てる」「少子高齢化を止める」
「将来の不安を特に若い世代から取り除く」
「結婚してもカツカツじゃなく、
少しだけゆとりをもってやっていけるようにする」
などなど、やらないと本気で滅んでしまいますよ。
まわりまわって、皆さんの商売=収入にも影響すると思います。
この状況でどうやって、趣味に数万円も使えますか?
もしくは必須地域を除いて車など高価なものを買おうとするでしょうか?
結婚して子供を育てよう!と思いますか??