太陽のエネルギーであれこれする-4-(MoOde Player)

みなさん、こんばんは! もう待てない? そう面白いことは

前回からの続きです。RaspberryPi(以下ラズパイ)を
オーディオプレーヤー化します。

ずばり、MoOde Player (10ドル@paypal)を使います。
中身はLinuxOS であり、オーディオ再生に特化した軽量版です。

なぜ有料のにしたのか?
色々理由があるのですが、初心者がつまづきそうな
Linuxのアレコレがほぼ解消されて
とてもイージー(楽)だから
です!これにつきます。
知識があり自力で色々できるかたは Volumio2(無料)を!
Shopから対応DACなどを購入することもできます。


MoOdePlayerの充実っぷりは1000円少々(10ドル)
払うレベルです


1)MoOdePlayerをPaypal経由で購入(クレジットカードで購入可)
Top画面(デザインが変更になるかも?)の

PURCHASEのオレンジ文字をクリック
画面がポップアップし、購入とダウンロードがでます。
ブラウザによっては正常表示されないので、直リンク

2)DownloadtheSD Card image Zip file からOSイメージファイルを!

3)Paypalで支払うと、

イメージ 1

登録した(入力した)メールアドレスに
Zipを解凍するパスワードが送られてきます=the product key。

4)PCに4GB以上のmicroSDを読み込ませます。
SDカードリーダーが必要。
microSDは、fat32かexFatでフォーマットされているかと思います。
※今回Windowsの手順でやりますが、Macでも同じことができます。

SD CARD で大きな容量のものをFAT32でフォーマットしたい場合、
以下のプログラムなどを使用。(for Win)
Disk Formatter Ver.2.08
http://buffalo.jp/download/driver/hd/format.html
or
HP USB Disk Storage Format V2.1.8

5)SDカードフォーマッタ―を手に入れ実行します。
(必須ではありませんが、推奨されています)

(容量が大きいFAT32を作りたい場合は、使用してはダメです)
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

6)Win32DiskImagerをインストールし実行します。
https://sourceforge.net/projects/win32diskimager/

イメージ 2

ImageFileでZipから解凍したMoOdeのイメージファイルを指定。
DeviceはSDカードリーダーのドライブレター(間違わないように!)
Writeボタンを押します。
グレーアウトしている時はイメージファイル入力欄でEnterキーしてみてください。

「本当に全部消えちゃうけどいいの?」メッセージでOKして進みます。
イメージが書きこまれたら、一端SDカードをリーダーから抜いて下さい
再度挿すとWindowsからフォーマットしていないディスクダイアローグ
がでます。

※ここでEaseUS Partition Master Free があると色々便利です。
https://jp.easeus.com/download/partition-manager.html
(↓他にもいろいろ困ったときに助かるツールがあり)
https://jp.easeus.com/
イメージを書きこんだSDカードのパーティションが確認できます。



書きこまれたのを確認できたので、そのmicroSDカードを
ラズパイ本体のSDカードスロットに差し込みます。

※Macはこちらや専用ソフトなど。


7)USBに事前にLANアダプタを挿して、ルーターやPCなどの
有線LANにつないでおいて下さい。(Auto-MDIX?)DHCPだと楽。
※USB無線LANアダプタの方法もあります.



8)電源ボタンは無いので、電源供給用microUSBに
5Vを供給すると起動します。
色の小さなLEDが「速ちかちか」してアクセスが始まり、
終わると「常時点灯」になります。(
HDMIでモニタにつないでいれば
ブートプロセスが画面に出たあと、真っ黒な画面になります;

これで起動しています;
※「遅ちかちか」繰り返しはエラーです。



7)ウェブブラウザを立ち上げて、アドレスに
「http://moode/」
もしくは
http://moode.local」
もしくは
「IPを調べて手動入力」
すると、プレイヤーの画面になります。

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左がプレイリスト、真ん中上が再生コントロール、
下がソフトボリューム(今62)、右がアートワークなどです。

一番下のタブは再生ファイル参照、ライブラリ、再生の切り替えです。
この画面ではインターネットラジオを再生しています。


一番画面右上に「三」のようなアイコンがあり、
そこから設定メニューにはいります。「
Confirgure」がそれ。

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とりあえず、MPD、Audio、Network、System をいじります。
各々クリックするとそれぞれの設定画面に飛びます。
(MPDはAudioからも設定画面に飛べます)

8)Network

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DHCPにしとくか固定IPを設定するか、SSIDやアクセス方法など。
赤線が重要項目。オレンジはオプション。
(今後そのように解説します)
とりあえず、後で設定しましょう。まずネットラジオを再生するテストから!



9)SYSTEM

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タイムゾーン(時計)をASIA/Tokyoにしておきましょう。
SETを押さないと、各々反映されません。
内容によってはSET後、再起動が必要です。(Rebootしろメッセージがでます)
Maintenanceの ExpandSDCardstorage お好みで。

10)MPD

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I2S DACでLINEアウトの場合、VolumeContorolはOFF
ヘッドフォンならSoftware。
(ボリュームをパスすると音はいいですが0dBに固定されます=爆音かも
僕の耳は耐えられない;)

USB DACの場合、Softwareにします。
オレンジのところはApple Bonjour=iTunesに付属などのZeroConfの設定。
yesにしておくと、ネットワーク設定がとても楽です。(デフォルト:推奨)

11)Audio

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お使いのI2S DACが推奨している設定にしてください
[hifiberry dac]は最も標準的なI2S出力がされるとのこと。

ALSA Volume (%)は100にしておいてください。
ご覧のように、ここからも10)MPDの設定に飛べます。
ここではクロスフェードやイコライザなどの設定ができます。
「RESTART」などの表示がでた場合、本体を再起動してください。

12)Custum

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他にもカスタム設定画面があります。ここにボリュームのマックス警告値の設定
があります。大体50~70位にしておきましょう。
(耳を傷めないようとかアラーム機能用!と思います)

13) 本体再起動 =設定メニューからReboot 後、最初のPlay画面で
左のリストの適当なラジオを選んでダブルクリックし、真ん中のボリュームサークル
をあげると、音楽が再生されると思います! 便利!軽快!易しい。

14)一番Linuxでメンドクサイ、音楽ファイルの転送ですが、
このMoodePlayerはとても優秀。
なんとすでにWindowsのエクスプローラーから見えます。
ネットワークコンピューターのMOODE。or IPアドレス

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SDCARDや
USB(ハブでLANアダプタとメモリを挿している場合)にコピーするだけ。

コピー後、例の設定メニューからConfirgure → Sources
UPDATE MPD DBで楽曲フォルダのデータベースを更新します。
その後、
左下BrowseでSDCARDに移動し、フォルダごと再生か、
一曲ずつか選んで再生。

実に簡単です! Linuxのアレコレ手間を10ドルで解決。
しかも今のところPCM 192kHz以上/32bit再生が手軽にできるのはこいつ。
(拡張カーネルを設定画面からインストールします)