古の機器のリペア修理-その4-手袋の意味諸々

みなさん、こんばんは。

なんとか今月も乗り切れそうでしょうか?金欠などなど。

さて、またご好評?につき、その4まで書くことにしました。
(それほど修理に需要があると思いませんでしたが、面白可笑しいからでしょうか)

今回はかなり過激な表現がありますので、ご注意下さい。
そして僕を恨んだり、八つ当たりしないでください。
素人な僕だからこそ、こういう馬鹿な事をやっていると思って下さい。


突然ですが、「手袋」。
むかーし電子工作のキットのカタログの表紙にお姉さんが楽しそうに
白い手袋をして、半田工作する写真が載っていたのをふと思い出しました。
(エレキットでしたっけ??時代を感じる昭和~~)
あの白い手袋(色は別になんでも)実は深い訳があるのをご存知ですか?

つい先日、とあるキットの方から色々大変ありがたいお話しをいただいて、
(とても良い方だと思います。普通は細々お話しは聞けません)
勉強させていただいているところなのですが(実製作来月)、
その中で電子工作をしている方なら恐らく常識?の、
でも一般にはあまり注意されていない?
オーディオ雑誌でも平気で素手な写真を
いくつか見かけたような気が、、、
とてもとても高価なケーブルや電材を売っているお店の
ブログでも平気で素手で触っている写真を見かけたのですが;


「抵抗(電気的接触部=なんでも)」を
人間の素手で擦り擦り触ると手油で
抵抗値が変わる(場合により激変or不安定)

ということを、あえて信頼性の無い大安売りテスター
やってみた馬鹿な日記でございます。

(※以前書いたかもしれませんが、人間にも抵抗値があります。
メタボな方と痩せた方は値が違います。それが体脂肪計原理。)

用意したのは恐らく市場で最も安価なテスター[DT-830B]。
とても奇特な方がおられまして、
(偶然ネットで発見。そしてまた興味深い信頼性実験;)
http://audio.midokoro.com/cate-tester/dt830b/dt830b.html
こういう感じなので、この日記自体の信ぴょう性が(・・?
なっちゃいますが、素人感丸出しで続けます。

たまたま手元にあった 無印セメント抵抗 20Ω でやってみました。

イメージ 1

購入後の袋から出した時の実測 21.9 Ω まあ、こんなもんでしょう。

そして、いよいよ擦り擦り攻撃を開始!
(汚い手ですみませんが、一応キレイキレイで流水手洗い乾燥後です;)

イメージ 2
べたべたと4回位両端を触ります。
それでは再度測ってみましょう。すると安物テスターが
突然不安定な
抵抗値を次から次に表示し始めます。(50~400とか;)
最初の測定動作と大違い。最終的に、、、、なんとか、、
イメージ 3
2Ωほど抵抗値が増えております。いや、その後も不安定に変化し続けました。

ということで対処方法は無水アルコール(エタノール)で両端を拭きます。
パーツ屋さんから買ってきたら気になる人はまずやりましょう。
もっとも、この程度の誤差は許容範囲とされて設計されている
ので、
J=+-5%?
そこまで神経質になることも無いとは思いますが。

イメージ 4
「火気厳禁」のものですので、取り扱い要注意!薬局で買えます。
さて、ふき取りが終わって再度テスターで測ると、
嘘のように不安定さがなくなり、落ち着きました。
イメージ 5
おそらく本来の抵抗値か?と思われます。
つまり、あの「白い手袋」で作業することには重要な意味があったのです。
イメージ 6

さて、ここからは もし?(IF) の話で、過激なんですが、、、
フィクションを交えて書いています。ご容赦下さい。) 

もし、かなり高価なケーブルや端子類を売っているお店やブランドが、
店頭販売時やイベントなどで無造作に素手で端子類を触っていたら、
まず XXXXXX だということで、おもむろに立ち去って下さい;)
親切心で注意する必要はありません。

もし、商品が「今までにない導電性と低抵抗を実現これにより
素晴らしいサウンドになります
!さあこのプラグ(or線)にしましょう」
だったら、もう、、、、なんとも言えません。

もし、本の紙面で、そんな作業を平気でやっている写真が
載っており、その後のインプレ記事が「音が見違える程良くなった」
「きらびやかで腰がある」などと書かれていたら失笑ものです。

<以上、フィクションによる過激な表現のオンパレードですみません>


さて、今年のいわゆるこれがお勧めというリストが出そろったようですが、
ものの見事にアクセサリーは 電源 です。

以前のアース日記で、日本の電力事情について示唆に富んだ
コメントもいただきましたが、「電源」、、、「魑魅魍魎」。

意味が無いとは決して言えませんし、効果が無いとも同様に言えません
しかし値段が。
http://www.phileweb.com/news/audio/201610/25/17971.html

タモリ倶楽部では例のマイ電柱まで。。。
http://www.phileweb.com/news/audio/201610/24/17965.html

僕はプアなんで、神経質になったら、バッテリー駆動+安定化回路
(簡単な市販装置はUPS??)にするかもですが、
ずぼらなものですから。。。。。

でもそれぞれの人生と価値観がありますので、
否定はできませんし、する気もありません。
説教もしたくありません。楽しみを邪魔する気もありません。
お金を自由に趣味に使える人生が羨ましいだけです;)


FOSTEXさんから、8cm用バックロードホーン箱が発売されるようです。
BK83-Sol
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1026215.html

僕はここまで外装を整えるスキルはありませんが、
1個で45,000円(スピーカーユニットは別売)。
つまりステレオペアで90,000円(箱だけ)それ足すユニットx2・・・

「板材はシナ合板とMDFの複合材キャビネットで、強度と適度な響きを保持しながらも付帯音を軽減、明瞭度の高い中高音の再生に対応した」(引用)

これはステイン仕上げした自作箱そのものでは??と思いますが;)
http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1026/215/html/fo3.jpg.html

以前までのパーチクルボードに塩ビ木目調シートとか突板より良いのか。

マークオーディオさんの宣伝をするつもりはありませんが、
NatureCollectionは本当の無垢材(木そのもの)です。木工品。
それで10万円は妥当だと思います。

安家具ばかりの自分の家でもタモ材の机(嫁様の所有物)は
それなりの値段がしました。
丸椅子もありますが、これもいいものです。

僕自身の自作品はFOSTEXさんのものに近い状態です。
52号桐については「桐」なので異質です。
どなたか「桐」を綺麗に仕上げて使っていただける方を募集中です。
ペアでユニットも3つ付、赤字の4万円代で譲渡。
(子供に壊される前に是非)