共鳴管L二重型スピーカ の感想

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yahooオークションで送料込5000円ぐらいで譲っていただいたものです。
塩ビ管やTQWT式スピーカーが親戚でしょうか?
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/4448/tqwt.html

高さ:500mm幅:280mm奥行:150mm
ラワン合板9mm:L字二重構造で見かけより音道が長いようです。

初めて聴いたのですが、
音の感じはズバリ「パイプオルガン」というか
箱で音を響かせて、その音の広がりを楽しむタイプのスピーカーです。
逆に点(スポット)で音を聞くような用途には向かないと思いました。

どういうことかと言いますと、サラウンド感が強いので音がかなり広がります。
逆に音像がぼやける感じです。 鋭い音ではなく軟く広がる感じ。
なので、 サラウンドスピーカーお店のBGM用のスピーカー
台所でながら聞きするような用途にはぴったりだと思います。

これまたオークションで譲っていただいた自作波動スピーカー
広がり方が似ています。
波動スピーカーはなんとなく無指向性な感じですが、
共鳴方式はスピーカー部に指向性があり、広がり方がワイドな状態です。

当然共鳴する管構造を通るので、共鳴音によって聞き手の好みが分かれます。
スピーカーに笛を吹かせているといえばたとえが上手いでしょうか??

スピーカーユニットは AIR WAVE CLF060C3-W という1個3.000
ネオジウムマグネット再生周波数帯域:
130Hz~20000Hz リード・サウンド(株)製
6cmのようです。調べるとQts0.27という事でバックロード向きだそうです。
http://sennin.image.coocan.jp/Audio/MINI_BRhorn/MINI_BRhorn.html

自作スピーカーを作る前に、こうやって作品をお譲りいただいて音の感じを
研究した後に作ることを楽しみにしています。