みなさん、こんばんは。
多忙で中々何もできません。押入れを片付けて出品物を見つけて出したり、
などぐらい(身辺整理?)、まだあったのか!ヘッドフォン(ぼろ)みたいな
ものを見つけたりして、子供が生まれるまでもうわずかなのですが、
大変です! 検診結果は順調に育っているようです。
あとは我が家のメインのレコードプレーヤー Technics SL-7 が
定期メンテナンス中に突然お亡くなりになったりしました。
片チャンネル音声がでなくなり、断線を疑うも違い、
元に戻すと今度はターンテーブルの挙動がおかしくなり、、、、
完全に寿命でご臨終だと思います。
取れるパーツを取った後に、粗大ごみ(200YEN)で出してしまいました。
アルミと鉄は良質なものなので、リサイクルになるでしょう。。。
整備マニュアルは英語ですが、以下のサイトにあります。
こういう昔のものを大切に!という文化は外国の方がリソースが多い。
折角日本製ですばらしいものなのに、メンテナンスを考えていない
メーカーばかりで閉口してしまう。売りっぱなし。
修理に出そうにも、もう30年前のはサポートしていません。というお話で
民間の有志に頼むしかなくなる。しかし海外は違う。
直して使う文化が当たり前にあるという感じです。
http://www.manualslib.com/products/Technics-Sl-7-3966694.html
余談ですが、僕が趣味でやっていた楽器系は少しマシです。
楽器は新旧関係なく、その音が好きで大切に使い続ける人がいるので、
数十年前の過去の物でさえ(自社で紛失していない限り)HPから
ダウンロード可能です。
http://download.yamaha.com/top/?site=jp.yamaha.com&language=ja
http://www.roland.co.jp/support/owners_manuals/
http://www.korg.com/jp/support/download/#
サービスマニュアルは残念ながら海外のサイト頼りとなります。
修理を断られたことはあります。パーツが無いと言われて。
しょうがないので、中古で2個1して自力で直しましたが、、、、。
で、SL-7は代わりをヤフオクで急遽購入し、今再び聞けています。
LPジャケットサイズのダイレクトドライブフルオートプレイヤー
がLPブーム再来?の今でも製品に無いので、困まっています。
針(T4P)は手持ちストックがありますので大丈夫。
さて、今宵は1時間でラインアンプ(トランス式)の自作をしていました。
以下記事を前に見つけ、ようやく実行。
「黄昏ぱんだのぼやき」様
http://tasogarepanda999.blog.fc2.com/blog-entry-12.html
千石電商さん(その他)にある山水ブランドの小さなトランスを使います。
「サンスイ アウトプットトランス ST-32」
ST-32にはPがありますが、違いはご覧のように基板用かリード線タイプか
だけです、今回は基板タイプ(P)を使いました。

そう、「黄昏ぱんだのぼやき」様の記事を読んで思った方多い?のでは
ないかとおもいますが、ずばり MCヘッドトランス も自作できます!
”ないモノねだりこそ開発の原点だ!”(ShinさんのPA工作室さまの名言?)
まさにこれがものづくりのスタンスですね。よく"日本人は器用”という方が
おられますが、人種で器用不器用ではなく、単純に手に入らない(値段が高い)、
海外でしか売ってない、商品として存在しない、から昔は自作しようという
心になったわけで、今のようにアメリカナイズされ大量消費大量廃棄前提で
ないからこそだったと思います。
消費期限がある電気製品を買って、
買い替え(捨てる)循環でしか経済が成り立たないかのようです。
スクラップ&ビルドの繰り返し。
良い物を大事に使う心を忘れていませんか?
市販で買うと恐ろしい値段の MCトランスは
こちらの記事を読んで試されてみてはいかがでしょうか?
http://casamille.com/?p=4942
http://www.op316.com/tubes/pre/pre3e.htm
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さて、ラインアンプはチープな感じですがこのように完成。
約 3000円ぐらいでしょうか。


(とりあえずどちらがINでOUTかわかりにくいので→は仮の姿、、、)
我が家の環境では神経質にノイズ対策を考えなくても良いと思いました
ので、プラケースにしています。実際 音も問題ありませんでした。
トランスの質は拘ると上限がないのですが、ほんの少しだけ音が篭もるかな?
ぐらいの品質を保っています。視聴上特に問題を感じませんでした。
プラケースは100円ショップなどでもいいのですが、やはり電子パーツ屋
さんで売っているものの方が材質が良く、ドリル割れなどもしませんので、
同じプラといえどもお奨めです。値段も200~300円ぐらいですよ。
前回 SETアンプに対してヘッドフォンアンプをラインアンプに使用して
いましたが、次回はこれでPC foober2kからの音を入れてみます。
(※余談) 今回使いませんでしたが、以下のような面白いパーツもあります。

このスポンジは特殊なもので、導電(通電)するスポンジです!
秋月電子さんの店頭で売っているときがあります(スポット入荷的)。
何に使うかというと、GNDアースにします。両面でない基板裏に
付けて電極をスポンジに挿すだけみたいな使い方やあれこれアイディア次第。

アルミ箔でも代用できるという情報もあり。これは片面アルミの両面テープ付。
秋葉原のパーツ店の店頭ならではですが、変わったものを見るのは楽しいものです。