みなさん、こんばんは。最近寒いせいで真空管アンプが大活躍中です。
昨晩と今日でLPを数枚取り込みながら聞いていました。

表題の「ジョン・デンバー・An Evening With John Denver」のレコードですが、
いつだか忘れたのですが、愛好家の方から譲ってもらった
もので、75年2月27日の日付が入っています。

以前はカントリーに興味がなく、
我が家で眠っていて最近引っ張り出してきたのですが、今頃聴いてびっくり!
1974年8月のライブを実況録音したものなのですが、
RCAの担当録音技師のすばらしさをそこかしこに感じて思わず鳥肌級でした。
Mickey Croffordさんとクレジットされており、Discogで調べたところ
手掛けられたラインナップに俄然興味が出てきて困ってます;
いや、本当にすごい録音とアルバムです。
74年収録? 嘘でしょ! という臨場感と音の拾い方。
CDやリミテッド版も出ているようなのですが、僕が所持しているのは
オリジナル(マスターからの日本‘Victor製)のもの。
コンディションはまあ、ひどくはないけど良くもない位でしょうか。
録音したものを例のSPEKで解析してもノイズもありますが、
情報量がかなり豊富で、ダイナミックレンジも中々です。


録音が良い(主観で生っぽい)と感じるものは結果で出るもんなんですね。。。
レコードの場合、CDのようなフォーマット的な制約による
足切りはさほどないので、ソフトによっては「ハイレゾ」音源
と言ってもいいかな?と思います。
ちなみにSONY PCM3324(デジタルレコーダー)で録音したと
判明している別アーティストのレコードだとこうなります。

こちらはスタジオアルバムですが、バッサリカットではないようなので、
これはこれで。
解析は音がいい悪いとは別の楽しみ方なのですが、
この74年にライブ録音されたジョンデンバーライブは
収録の良さ(技師の腕)も
伝わってくる、名盤だと思いました。