みなさん、こんばんは。
ようやく平日に休むことにしました。
もうずいぶんまとまった休みが無く。
稼ぎがないほど働かないといけないという。不労収入欲しい;
出品物ちらほら楽しんでいただける方などに渡っていっています。
気まぐれ出品なので取りやめたりも。>A-X50。メンテ意欲が沸いたので
さらに手を入れています。

特殊リレーなのですが、それも清掃メンテ。
何か弄るものがないと、落ち着かないのが性;)とりあえずこれで満たす。
さて、今回はオーソドックスなやり方ですが、
自前で比較的簡単な(それでも器用さと忍耐が必要)やり方のご説明。
■まずは清掃から
コンデンサから電気を抜いて(コンセントから抜き、数日スイッチオンで放置)
その後、カバーを開けて、埃をエアーダスター等でとる。水分は厳禁(接点錆)。
推奨は無水アルコール。でなければ基板洗浄の専用液を使用。
まちがっても車やバイクのパーツクリーナーなどは使わないように!!
(※用途が違います。乾燥後基板に白い粉が残り、接点もかえって劣化)
■半田不良を調べる
振動などダメージを受けたものや熱を持ちやすいものは半田割れがある可能性。
(入力端子の周りなど、外からの圧力、振動を受けやすい部分を重点的に)
■ヒューズが飛んでいないか
ヒューズのみだったら超ラッキー。ただし飛ばす位の使い方だった個体なので、
自ずと他の部品類を交換するはめに(特にコンデンサ類)
入手困難なトランジスタやカスタムICまでダメージがいっている時があり、
その場合泣くか、二個一しかない。。。
ヒューズが飛んでいない個体は状態が良い方です。
■コンデンサの液漏れ
あったら最悪。液体が基板にダメージを与えているし、
今後もそう長くはない個体。(高温多湿など劣悪な環境)
僕は手を出しません;捨てます。
■リレーのメンテ(保護用で内部接点が経年劣化)
◆現行品で対応できるものは新品交換(ピッチ、仕様が同様のもの)
◆一端基板から外して、カバー外して丁寧に清掃。
◆特殊物は外し後、密閉の場合、天面に数か所穴開け(壊さないように)
無水アルコールなど水分が無い液体で洗浄乾燥。場合によっては殻割。
(=A-X50の場合これ。最も手が掛かる)
◆もっと特殊な場合、サブ基板を作成し、既存のリレー等の組み合わせで
再現する。(=これはお金が掛かるが、やむを得ない場合)

(※このようにカバーが外れるものは楽勝なんですが・・・中々無い)
■コンデンサ類の交換
設計寿命もあるが、寿命以上に生きているものも、僕の解剖経験では多く、
むやみに交換はしない(=音が激変すること多々)。
主要部を重点的に1個1個測定し、許容範囲なら元を活かす(特性の問題)。
新品でも額面8~9割という事がある(ケミコン)ので、それが許容値。
手に入らない特殊なものなら半分以上目安=元設計に経年劣化を織り込まれているので。
(明らかに交換が必要なのは、測定しても無反応=完全抜けで抵抗値のみ場合)
必要なもの=LC、LCRメーター。僕のはDE-5000+オプションプルーブ。
ESRが測れる&抵抗値も測れるので、スピーカーネットワーク作りにも重宝。
大容量コンデンサは取り扱い注意!感電火災など。
電気抜きしてもまだ抜けてないことがあるので、
外す際は-から。+側と接触ショートしないように慎重にゴム手袋などはめて。
■改造する
これは完全にお楽しみください。。。
発振の無い範囲での各種交換、容量の変更などなど。。。
大体、数か月後元の構成に戻すことが多いですが、たまに「虎」が生まれます。
極端なことは機器を壊すので、止めましょう(遊び以外で)。
やっぱり元の構成は当時のエンジニアがコストとの兼ね合いで厳選したもの。
各々に意味があるようです。
次。Sharp 1bit コンポ。
Sharp SD-CX3-N
とりあえず出品しておきました。

(※CDのTOC読み画面)

年数の割には綺麗な方かな?自室使用。
残念ながら調整したりする時間がとれないので、現状で。
一応内部の清掃を軽く行っています(埃取りなど)。
数年前までは快調でしたが、眠っていたせいかCD再生が不調。
TOCは読む、再生もしばしされますが、途中で再生を勝手に諦める;
アンプ、ラジオ、タイマー問題なく、
MDのチェック環境を現在探し中(引っ越しで;
付属品購入時のもの(スピーカー含む)のセットで。
清掃しながら内見しましたが、オーバーコスト;
シャープつぶれるわけだ;山水と同じ。
中身ぎっちぎち。そしてこれでもかという位の対策のオンパレード。
下手なコンポより遥かにお金掛かってる。一般家庭向けとは思えない。

静音FANは心臓部の1ビット装置を冷やすためのもの
(演算熱対策で当時はこの手段しか)この部分と電源のみをとりだして
自分仕様のNmode?作っている猛者もいます;
トランスも横ドーナツ型。ラジカセ風コンポの中ではまず見ない;
心臓部の配線にフェライトコアが巻かれています(量産型なのに?こだわり過ぎ)。
巷の噂では後期の5.6よりこの初期2.8の方が良い音という人も。
現状で、AUX入力の1ビットアンプ(6Ω~)として使用できます。
勿論タイマー付ラジオとしても。(ちゃんとフェードインして再生します)
次。
Pioneer A-N702 MOS-FET
コンパクトなMOS-FETアンプ。
ほんの少しだけ手を入れています。(元を失わない程度)

まあ、とにかく低音の力(押し出し)が凄いです。
BASSとTREBLEの調整できますが、それを飛ばすDirectMode(FINE)で聞くと吉。
FINEでも恐ろしい位低音が出ます; 低音大好きな人、是非。
これで低音が出ないスピーカーは、、、、XXXXXXですよ

我が家の環境では力を持て余すので、出品します….;)
スピーカーからの低音で床が振動;
昭和設計の古団地では、使用は無理だ~~;
音量を絞っても、低音の質量はきっちり出ている!
手を入れているので、巷のA-N702とは違うかも。

(※メガネ電源ケーブル以外は付属なし)
このサイズで、入出力が沢山あるのがいいんですよね。そして省電力 38W。
A-N702を MarkAudio MAOP7+自作2号で鳴らした(FINE)
のがこちら。いきなりドキッとするので、視聴(音量)には注意してください。
パワーが有り余ってる。BASSブーストなどは使っていません。

若者にぴったりな感じです。メリハリが強くてBO●Eみたいな。
ある意味分かりやすい音。
カロッツェリアもこんな感じの音だったような、遠い記憶。。。。
メンテ&プチ弄りでA-N702はそこそこなレベル。シルクで分かりやすいが、、
ぱっと見とてもシンプル↓

実は裏面に表面実装のオンパレード’(しかもFET周辺の重要部が特に)。

ルーペとピンセットでやる感じです。